レアル・ソシエダの久保建英には、複数のビッグクラブからの関心が取り沙汰されている。
ただ、ソシエダは崩しの切り札である日本代表MFを簡単に手放すつもりはなく、契約解除金満額の6000万ユーロ(約99億円)を求めると見られてきた。
そんななか、スペインメディア『Que』は12月23日、「クボを売却してバイエルンのスター選手をレアル・ソシエダに連れてくる」と題した記事を掲載。「ソシエダはトップ選手の補強のため、クボの売却を検討中」と伝えた。
同メディアは、「タケ・クボはイマノル・アルグアシル監督のレアル・ソシエダの右ウイングの常連となったが、左ウイングは指揮官に多くの頭痛の種を与え続けている」とし、こう綴っている。
「この状況を考慮して、監督とスポーツディレクターのロベルト・オラベはともに、チームの左サイドのタレントを強化するために到着するワールドクラスの選手の獲得を検討している。期待される選手は、クボのように守備のバランスを崩し、攻撃の機会を生み出す能力で際立っている必要がある」
「現在、レアル・ソシエダが左サイドを補強する選手として最も気に入っているのは、バイエルンの選手、ブライアン・サラゴサだ。彼は今シーズン、オサスナでレンタルでプレーしている」
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記事は「来シーズンを見据えると、バイエルンがこのアンダルシア人選手を復帰させないこと、もう1年(レンタルでプレーする機会を)与えるつもりであることは明らかだ。この意味で、オサスナは有利な状況でスタートすることになるが、彼と契約するというレアル・ソシエダの考えはバイエルンにとっても選手にとっても非常に魅力的であり、最終的にはヨーロッパの大会に参加するチームに所属する可能性がある」と続けている。
そして、「ブライアン・サラゴサとの契約はクボの売却を意味する可能性がある」と見解を示した。
「現在、ドイツのクラブは彼を手放すのに前向きであり、レアル・ソシエダも喜んで彼との契約を試みるだろう。このオペレーションを完了する上での問題は、バイエルンが売却で損失を出したくないことと、サン・セバスティアンのチームが補強に多額の投資をする必要があることであり、それがすべてのニーズを満たすためにタケ・クボの売却につながる可能性があるということだ」
久保を放出すれば、今度は右サイドが弱体化するのは自明。事実であれば、驚きというほかない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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