ジュニアゴルファーをもつ親御さんから「最初からフルセットそろえたほうがいい?」「伸びる身長に合わせて長いクラブを使ったほうがいい?」など”クラブの選び方”について相談されることがよくあります。
ジュニアもクラブ選びは大事で、子どものときにどんなクラブを使って練習するかで、その子のスイングの「基礎」は大きく変わってしまう。子どものときに覚えてしまった”クセ”を直すのは大人になってからではなかなか難しい。
そんな失敗をしないため、どんなクラブを選んであげたらいいのか、ふたりの小学生ゴルファーに協力してもらいながら、ポイントをお教えします!
大人が見てあげるポイント
重さ
ジュニアクラブ選びのもっとも重要なポイントは「長さ」と「重さ」です。ここ(スペック)は、子どもでは判断がつきにくい部分ですので、大人がしっかりと見てあげてください。
ドライバーでしたら、地面からみぞおちくらいの長さ(写真下・O)。重さは「よどみなく振り切れているか」をチェックしてあげましょう。
長さ
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子どもに選んでもらうもの
デザイン
子どもに選ばせてあげるのは「好きなデザイン」「テンションが上がる色」など感性の部分です。いわゆるその子の“好み”ですが、これは思っている以上に重要!「このクラブを打つために練習場へ行きたい!」という動機づけになります。
また、欲をいえばショートゲームのイメージが出やすいものがいいです。ウエッジから9番アイアンくらいまでで距離感や出球の高さが、本人の感覚と合いやすいものを選んでください。
アプローチイメージの出しやすさ