長編アニメーション映画シリーズの最新作『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』(12月27日公開)から特別映像が解禁された。
【写真を見る】『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』ロンドンプレミアに登壇したキアヌ・リーブスとジム・キャリー / [c] 2024 PARAMOUNT PICTURES AND SEGA OF AMERICA, INC.
本作は、日本を代表する世界的ゲーム企業「セガ」が生んだ世界的人気キャラクター“ソニック”を主人公にした長編アニメーション映画シリーズの最新作。前作『ソニック・ザ・ムービー/ソニック vs ナックルズ』(22)での激闘を経て固い絆で結ばれたソニックとテイルズ、ナックルズ、そして悪の天才科学者“ドクター・ロボトニック”の前に、“ダークヒーロー”シャドウが立ちはだかる。
シリーズ3作目となる本作最大の注目ポイントは、なんといっても前作の最後にその姿を現し世界を騒然とさせ、本作で強大な敵としてソニックと対峙することになるシャドウの存在だ。ソニックと同じハリネズミのフォルムはかわいらしさも感じさせるが、実は悲しい過去を背負い復讐に燃えるキャラクター。ソニックブランドが誇る超人気キャラクターにして、ダークヒーローとしての魅力を備えたシャドウのボイスキャストをキアヌ・リーブスが務めることでも話題となっている。
今回解禁された映像でもこのキャスティングを伝え聞いた、ドクター・ロボトニック役のジム・キャリーが「“だよな”と思った」と感嘆、続けて「思わずこうしたよ」とカンフーポーズで手のひらをクイクイとあげる、キアヌの代表作「マトリックス」シリーズを彷彿とさせるポージングを披露。永い眠りから目覚め復讐遂行へ一直線のシャドウを、こぶしに力を込めながら熱演するキアヌのレコーディング風景や、ソニックに比肩するハイスピードの疾走をはじめテレポーテーションや大型バイクにまたがってのアクションなど、どこを切り取っても文句ナシのカッコよさを放つシャドウの活躍もたっぷり収録されている。共演したキャスト陣もキアヌとシャドウの最強タッグが魅せる迫力に心を打たれた様子で、ジムが「闇の側面をキアヌは完璧に再現していた」と称賛すれば、ナックルズ役のイドリス・エルバも「キアヌはなにをしても様になる」とコメントしている。そしてキアヌ本人は「この作品、そしてシャドウ自身も圧倒的です。ソニックは僕には勝てない」と豪語。数々の人気作品で主演を務めてきたキアヌの自身に満ちた表情は説得力抜群だ。
東京、渋谷を舞台に、チームソニックとシャドウが激突する本作。シャドウ役を務めるキアヌの熱演を映画館で堪能して!
文/スズキヒロシ