21日、お笑い芸人・好井まさおさんのYoutubeチャンネル『好井まさおの怪談を浴びる会』に、お笑いタレントの小籔千豊さんが出演。
若手時代に死にかけたエピソードを語りました。
■若手時代の海ロケ
若手の頃、運が悪い芸人が脱落していくロケで、最後の3組に残った小籔さん。
残った芸人それぞれの足にロープがくくり付けられ、3本中1本だけが船に繋がれており、運が悪い人だけが海を引きずられるようになっていたそうですが、開始前にスタッフから1人ライフジャケットを着るように指示された小籔さんは、「俺やん」と次に脱落するのは自分と確認。
そして、小籔さんは、泳ぎが得意なことと、海の上に浮いた状態で水面を引きずられるにはライフジャケットがないほうが良いと判断し、「マジでいらないです」「ライフジャケットなんかあったらあかんのちゃいます」と着用を断ったそうですが、スタッフに「いいから着とけ」と言われたため渋々と従ったといいます。
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■海の底を引きずられ…
そして案の定、小籔さんは脱落。船に引っ張られて一度海の中に入り、次第に海面に上がることを想像していたそうですが、ライフジャケットと体の間に海水が入り、全く浮上する気配がなかったそう。
「な、いらんやろ?」と思いつつ手を広げると、体が少し浮上したそうですが、海面には到達せず。そこで、全力で足に繋がったロープを掴み、波の角度によっては顔がギリギリ海面に出るところまで到達し、なんとか呼吸を繋いだといいます。
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■共演者「絶対死んだ」 と唖然
そして船は行き止まりでストップ。一安心したのもつかの間、船がUターンしそうになったため、「あかん」とどなり、急いで繋がれたヒモを外したといいます。
そして、カメラと共演者が待っている砂浜まで泳ぎ、「ちょっとええ加減にしてくださいよ。なんやこれ、ずっと須磨の海の底おるがな。カメラ映ってへんやろ」とツッコんだそうですが、共演者たちは全く映らない小籔さんが「絶対死んだ」と思っていたそうで、「よう生きてたな」と唖然としたそう。
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■小藪「1番死んだかもなと思った」
小学生のときに水泳で選手コースに行くくらい泳ぎが得意で、日頃から「もし足がつったらどうするか?」など、何度も想定していた小籔さんだからこそ、パニックにならずに冷静に対処できたものの、「普通の人間って言ったらあれやけど、芸人の中でも多分半分ぐらいは死んでたやろなパニックなって。『あぁ、あぁ』ってしてたら、多分それで酸素使って死んでたんちゃう」と語る小籔さん。
当時のことを「あれは多分、1番死んだかもなと思った」と振り返りました。
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■小籔千豊、壮絶恐怖体験
(文/Sirabee 編集部・丸井 ねこ)