日本代表DF菅原由勢が所属するサウサンプトンのイバン・ユリッチ新監督が、世界最高峰のプレミアリーグ残留へ決意を示した。英公共放送『BBC』が発言を伝えている。
サウサンプトンは昨季、ラッセル・マーティン監督のもと、2部4位から昇格プレーオフを勝ち上がり、最短の1年でプレーオフに復帰した。しかし今季は、リーグ戦初勝利まで10試合を要するなど大苦戦を強いられ、最下位に低迷。マーティンは解任され、後任としてユリッチに白羽の矢が立った。
最近までローマを率いていた49歳のクロアチア人指揮官は、難しい状況での就任について「とてもタフな仕事になるだろう。歴史上、このような状況でプレミアリーグに残った例はない」と覚悟を示したうえで、こう語った。
「良い選手がたくさんいると思う。試合のいくつかの場面でもっと良くならなければならないけどね。私は楽観的だ。本当に楽観的だよ。先日も、彼らのメンタリティを見た。それはより良くするための第一歩だ。私たちは何か特別なことができると思う。誰も成し遂げていないことをやってのけるために、選手たちはやる気に満ち溢れていなければならない。
サウサンプトンで機会を得るのは、ちょっとした夢だったんだ。人生は短い。新たに挑戦し、他の働き方をしてみたい、難しい状況に身を置いてみたい、そう思っていたんだ。選手たちは私を知らないが、私は知っている。私は『彼らを信じている』と言ったんだ。クオリティがあり、彼らならできる。ポジティブに、ハードに働けば、全ては可能になる」
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現役時代はセビージャやジェノアでプレーしたユリッチ監督は、ヘビーメタル音楽を好むと噂されている。それが戦術的アプローチを反映しているかどうか問われた際には、次のように答えた。
「若い頃はデスメタル音楽がとても好きだった。それがフットボールのスタイルに出ていると思う。ハードに働き、激しくプレスをかけ、良いプレーをする。選手たちはそれができるはずだ。彼らは若く、前向きで、ハードワークしたがる。すぐにスタイルを変えるのは簡単ではないが、我々は賢くなければならない」
12月22日のフルアム戦(0-0)は労働ビザの関係で、スタンドで見守ったため、初陣は26日に行なわれるウェストハム戦だ。本拠地セント・メリーズで幸先の良いスタートを切れるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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