お笑いコンビ・サンドウィッチマン富澤たけしが24日、自身のAmeba公式ブログを更新。漫才師日本一決定戦『M−1グランプリ2024』(ABCテレビ・テレビ朝日系)について記した。

■令和ロマンの連覇を祝福

ファイナリストはトム・ブラウン、ママタルト、ジョックロック、真空ジェシカ、エバース、ダイタク、令和ロマン、ヤーレンズ、バッテリィズ、そして敗者復活枠のマユリカ。

昨年王者の令和ロマンは、2年連続トップバッターで登場し高得点を叩き出す。バッテリィズ、真空ジェシカとのファイナルラウンドでは審査員9人から5票を獲得し、大会史上初の連覇を達成した。

富澤は「まずは令和ロマン、連覇おめでとう!」と手放しで祝福する。

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■「審査は今年が1番難しい」

「2年連続でトップバッターという激アツなスタート! これは流石に厳しいか…と思ったら、それを跳ね退ける現チャンピオンの余裕すら感じる圧倒的な漫才!」と1本目のネタを大絶賛。「一瞬で会場が『これは連覇あるぞ!?』という空気に変わった、いや、変えた」と振り返る。

「ほぼ100点に近い漫才」をトップバッターが披露するのは審査員泣かせで「ネタが終わって思わず『怖っ!』と口に出してしまいました」「2番手は昨年2位のヤーレンズ、3番手は真空ジェシカと前年ファイナリストが続き、その後もエバースやバッテリィズといった新星も現れる 審査は今年が1番難しいんじゃないかと思うぐらいのレベルだ」とつづった。

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■富澤が審査員を外れた理由

例年審査員を務めてきたが、今年は外れた富澤。「自分も数年審査員はやらせてもらったし、多少の入れ替えがあるほうが演者さんにも視聴者さんにもいいと思うので今回は休ませてもらいました」と明かし、04年王者のアンタッチャブル柴田英嗣を審査員として提案したという。

「自分より先輩で、先に関東のコンビでチャンピオンになってるので元々自分より先に審査員をやってもらいたかった人。若手のネタもよく見てるしお笑いの大会の審査員経験もあり、M-1でも敗者復活戦の審査員もやっている、とにかくお笑い大好きな芸人愛溢れる、ちょっとやらかしたことのある先輩」と激推しの理由を説明した。

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■大会終えても「まだ悩んでる」

そして、柴田は審査員に選ばれ、さすがのコメント力で難しい審査をこなす。緊張もせず通常運転で、ネタ中は爆笑する場面も。

そんな柴田と会い「どうでした?」と質問すると、柴田は「まだ悩んでる! あそこはもう1点入れても良かったんじゃないかなーとか!」と回答。これに富澤も「やっぱそうなりますよね!」と共感したと回想する。

「審査員の苦悩を共有できた感じがしてうれしかったです!」とし「個人的には毎年あの席にいてほしい存在です!」と熱望した。

(文/Sirabee 編集部・荒井どんぐり