ミナミイケカツオ
ミナミイケカツオは1尾は刺身に、もう1尾は塩焼きにしました。
皮は分厚く硬くて噛みちぎれないので、刺身では皮は剥ぎます。
刺身は脂がのっていて、ネットリコリコリとした食感で美味しいです!
でも「カツオの味は全くしないなぁ?」と思って調べてみると、なんとアジ科の魚でした!
アジ科なのでうま味はあるのだけど特殊な味わい。甘えびとイカ刺しを合わせたような、魚っぽくない味がします。
魚でこの味わいはなかなか珍しい気がする!
イケカツオもミナミイケカツオも50cmぐらいまで成長した大型のほうが味が良いらしく、今回の子は20cmぐらいの若魚だったので、魚としてのうま味はまだ弱かったのかもしれません。
塩焼きのほうは、味はごく普通の焼き魚だけど食感が独特。レバーパテみたいなみっちりネットリ食感です。
新鮮なら刺身やなめろうで食べるほうが美味しいかな。
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シュモクザメ
シュモクザメは「独特の臭みがあるので、3%濃度の塩水でゆすぐと良い」そうなのですが、切り身を生で味見してみるとアレ? 既にしょっぱいぞ。そして臭みもない。
これはきっと昌徳丸さんが塩水処理をして臭みをとってから送ってきてくれてると思う! ありがたい!!
シュモクザメは刺身でも食べられるらしいのですが、生だと味がないのにねちゃねちゃしてて好みではなかったので、ソテーで頂くことにしました。
塩コショウ、ハーブ、小麦粉をまぶしてサラダオイルでよーく焼いてから、発酵バターで香りづけし、ゆずを添えてみました。
しっかりじっくり焼いたのに、身は硬くならずに柔らかいです! そして身の水分量が多いためかジューシー!
柔らかいのだけど弾力があって、魚と鶏肉の中間みたいな食感です。
基本的には淡白でクセがなく食べやすいのですが、時々、生臭さのような独特の香りに出会うことがあるので、やっぱり香草をまぶすなど念のための匂い消しをしながら調理したほうが良さそうです。
柑橘類ととてもよく合います!
和洋折衷どんな料理法にも合う柔軟な美味しいお魚ですが、クリームソースがけとか洋食のほうが合う気がします!