お笑いコンビ「トム・ブラウン」の布川ひろきとみちおが24日、バラエティ番組『ラヴィット!』(TBS系)に出演。漫才師日本一決定戦『M−1グランプリ2024』決勝で披露する予定だったネタを見せ、反響を呼んだ。
■「幻の2本目」を披露
トム・ブラウンはおととい22日に行われた『M−1』の決勝でファーストラウンド6位となり、優勝者を決定する最終決戦に駒を進めることができなかった。
同大会で敗退時に「剛力彩芽の顔を入れ替えるネタ」を披露する予定だったと明かしていたトム・ブラウンは、きょう24日に出演した同番組で、「幻の2本目」として、最終決戦用に準備していたネタを披露。
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■剛力彩芽の顔を…
みちおが女優・剛力彩芽の名前を挙げて、「剛力彩芽さんって、アンパンマンみたいに、顔を入れ替えることができるって知ってた?」と言い出す。布川が元気のない剛力役を演じて、みちおが“新しい顔”と交換する様子を演じることに。
みちおが剛力の楽曲「友達より大事な人」にかけて「(自分が)友達より大事な人だよ~」と登場し、「新しい顔があったよ~」と手に取る。
その顔がひとりでに同楽曲を歌い始めると、みちおは「静かにしてね」と銃を発砲。その後、布川に向けて投げ、顔を交換した。撃たれた顔と交換された布川は気絶してしまい、みちおが「俺悪くねぇよ」と言ったところで、「ダメー」と頭を叩かれ、スタジオから大爆笑が起こる。
布川は「死んだ顔を投げるなよ!」「元気な顔を投げてくれ!」とツッコみ、再び顔を交換する演技に入った。
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■「クソ笑った」「内容が酷すぎた笑」
漫才の枠に収まらない個性的なネタが話題になり、Xでは「トムブラウンの幻の2本目」がトレンド入り。
「幻の2本目ヤバすぎる笑」「クソ笑った」「マジで朝から最高、トムブラウンは優勝とかそういう次元じゃない」「内容が酷すぎた笑」といったコメントが上がった。
「最終決戦残ってたら多分優勝だったな」「これやったら優勝してた可能性あるわ」と評価する視聴者も見られる。
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■ラストイヤーだったトム・ブラウン
大会の結成年数制限により今年で『M−1』ラストイヤーだったトム・ブラウンは、6年ぶり2度目となる決勝の舞台だった。
ファーストラウンド最後の10番手で登場し、みちおが「ホストクラブで場がシラけないイッキコールの断り方」を教えるネタを披露。
剛力のネタと同じく「バキューン!」と顔に向けて発砲する描写も入れつつ、「シャンパンシュポン」といった擬音を連発して笑いを起こしたが、6位の結果となった。
あるXユーザーはこのネタに字幕が付けられていたことに触れ、「このネタにリアルタイムで字幕を付ける作業、高給もらっていいだろ」とポストし、12万以上のいいねを集めている。
(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ)