若き剛腕を巡り争奪戦が激しく動き出している。ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す佐々木朗希だ。
これまでも多くの球団から熱い視線が送られ、すでにニューヨーク・ヤンキース、ニューヨーク・メッツ、シカゴ・カブス、シカゴ・ホワイトソックスと直接面談を行ったと伝えられている佐々木陣営だが、先週ロサンゼルスでテキサス・レンジャーズとも対面していたという。現地12月23日、地元紙『The Dallas Morning News』が報じている。
2012年から17年途中までダルビッシュ有が所属していたレンジャーズ。今回の記事を執筆しているエバン・グラント記者は、「ダルビッシュの獲得に大きく貢献したジョシュ・ボイドGM補佐、ジョー・フルカワ環太平洋地域担当スカウトの2人が現在も球団に在籍しており、日本との関係構築に多大な時間を費やしている」と分析した。
【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け! 愛犬デコピンも登場 また同紙によれば、04年から17年までメジャーリーグの投手として計13シーズンを過ごし、現在レンジャーズでゼネラルマネージャー(GM)を務めているクリス・ヤング氏は、この日、リモート会見で交渉の感触をコメント。「本当に楽しい時間を過ごせたが、今日ここで私から言えることはそれくらいだ」と言葉少なに語っていたという。
さらに記事内では、「23年ワールドシリーズを制し、ロースターの弱点解消に最も積極的なチームの一つだ」と球団の現状を紹介しているグラント記者。すでに今オフは、3年7500万ドル(約115億円)で再契約したネイサン・イオバルディをはじめ、ジェイク・バーガー、カイル・ヒガシオカ、さらに4人の救援投手を獲得している。
なお同日、サンフランシスコ・ジャイアンツと面談を行った可能性も地元紙『San Francisco Chronicle』に指摘されている佐々木。今後も獲得競争の行方から目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
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