極寒の山奥で「光る露天風呂」を作って夜空を見ながら入ったら最高だった / 100万円の古民家

昨日、ちょっとした奇跡が起きた。大の風呂好きなYoshioが、キャンプマスターでもある盟友ブッチ(ビッグウェーブ男)に「ドラム缶風呂」の作り方を教わっていた。

一方の私は別の場所で、大量に購入しておいた「LEDテープライト」をネタのために撮影していた。そんな時だ。何も知らないブッチが、こう言ったのである。

「それで風呂を光らせたりするんですか?」

それだ! ブッチ、それいただきで。ということで、急きょ「光るドラム缶風呂」を作ることになったのである。

【動画】こんだけギンギンに光る露天風呂は世界初であろう

もうドラム缶風呂に関しては、ほぼほぼ完成。私が別の作業をしているうちに、Yoshioはブッチからドラム缶風呂テクニックをすべて習得したもよう。

ドラム缶以外にも、「手作り簡易ボイラー」の回で使った「収納ボックス」に余ったお湯を入れ、どちらもホカホカ、2人同時入浴プレイができる環境になっていた。

あとは、“家そのもの” を始め、古来から様々な場所にLEDテープを貼りに貼りまくってきた「LEDテープ師」である私が、お風呂をデコるだけであるが、

この時は相当な極寒なうえ、私も体力勝負の古民家DIY作業で疲れ切っていたため、

煙による涙と、寒さによる鼻水を流しまくりながらの作業は過酷を極めた。

しかし火が沈む頃には

無事、LEDed! あとは光らせるだけ……

──とその時! お風呂好きのYoshioが持参していたのは……

あの「風呂フェッサー(フロフェッサー)」こと、30年温泉を研究している風呂博士&医学博士の後藤康彰(ごとうやすあき)さんからいただいた……

「湯の素(村上商会)」を……

ドボドボドボ……

一気に漂う硫黄の香り。お湯の色も乳白色になり、ここ埼玉奥地の山奥は、一気に別府温泉っぽい風情へと変化していった。

そしてついに……LEDスイッチ、オン!

ぬおおおおおおおお!

脚立からヨイショと入ると……

最ッ高!

この山奥の寒さも、今日の肉体労働も、

すべてがむくわれる最高のお風呂!

さらに見上げれば真っ暗な夜空!

山と山の間から、金星がキラキラと輝いている。

一方、お風呂はギンギンに輝いている。

なんて贅沢な露天風呂なんだ。

なんて最高な温泉(の素)なんだ!

体の芯から温まるとはこのことか!

スーパースター・ブッチの天才的なひらめきにより、最高にロマンチックな露天風呂を12月23日に体験した我々(羽鳥&Yoshio)。

ブッチサンタ、最高にナイスアイデアなプレゼントをありがとう! それでは皆様、メリークリスマス!

【つづく】

執筆:GO羽鳥

協力:「ビッグウェーブさん」の愛称でお馴染みスーパースターButch公式サイト

Photo:RocketNews24

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