中東8か国が参加し、クウェートで開催されているアラビアン・ガルフカップのグループステージ第1節で、グループBのサウジアラビアはバーレーンと対戦。北中米ワールドカップ・アジア最終予選でも同組のバーレーンに2-3で敗れた。
そのW杯予選でも不調のサウジアラビアは、日本とともにグループCの本命と見られていたが、ここまでわずか1勝(3分け2敗)で、まさかの4位に低迷している。
そんなサウジを酷評したのが、中国メディアだ。ポータルサイト『捜狐』は「元アジア王者であるサウジ代表がバーレーンに圧倒され、ついには大番狂わせが起きた。W杯予選で4戦未勝利という恥ずかしい状況が続いた」と伝えている。
「カタール・ワールドカップのグループステージで最終的に優勝したアルゼンチンを破ったチームが、2年後には急速に衰退し、アジアで少しのアドバンテージさえも得られなくなるとは誰が想像しただろうか」
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同メディアは、中国代表が1-2で敗れたW杯予選第2節を回想。「今年9月にサウジアラビアがアウェーで中国代表と対戦した際、0-1で劣勢となり、選手も1人少なくなったが、アウェー戦にもかかわらず、2-1で逆転したのをご存知だろう。なぜ彼らはいまこれほど脆弱になっているのか?」と綴っている。
「おそらくこの試合でサウジは幸運を使い果たしたのだろう、その後は日本に0-2で負け、バーレーンには0-0で引き分け、11月の2試合ではオーストラリアと0-0で引き分け、インドネシアに0-2で負けた。4試合で1勝もできず、得点も0。マンチーニのような大物監督が解任されても、グループ4位にとどまっている。彼らの下馬評と完全に矛盾している」
記事は「サウジ代表に何が起こったのか? アジア12位のバーレーンと対戦しても、何のアドバンテージもないとは、本当に理解できない。バーレーンはホームで中国代表に完敗した。サウジアラビアがそのようなチームに勝つことが本当に不可能なのか? それでは、どうやって中国代表に勝ったのか?」と続けている。
急速な弱体化に驚きを隠せないようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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