「あの子はサービス精神が旺盛」都知事選“ほぼ全裸”ポスターで話題の桜井MIUって何者? グラドル仲間が語る素顔。コンカフェではパンケーキ片手に胸をよせて“むぎゅむぎゅ”【2024 選挙 3位】

2024年度(1月~12月)に反響の大きかった選挙記事ベスト5をお届けする。第3位は、東京都知事選で話題になったポスターのイメージモデルとなった女性の素顔に迫った記事だった(初公開日:2024年6月24日)。6月20日に街頭に告示された東京都知事選のポスターを巡る騒動が未だ収まらない。なかでも“ジョーカー議員”を自称する河合悠祐候補(43)が貼った、ほぼ全裸姿で“M字姿”のポスターのイメージモデルとなったグラドルの桜井MIUは、一夜にして炎上グラドルと化した。河合議員と桜井氏の関係は? そして桜井氏を知る周辺人物はこの炎上をどう見ているか。

グラドル仲間が語る桜井MIU氏

河合悠祐候補は6月19日の立候補記者会見で小池百合子候補の名を挙げ「私は学歴詐称をしておりません。京都大学卒です。卒業証書もお見せします」などと取材記者とやり合って話題となった人物だった。

その翌日の20日、自身のXにて「今回の都知事選では、このポスターが東京中に貼られます」と、ほぼ全裸姿で横たわる桜井MIU氏の過激なポスター写真と、都内某所の掲示板にポスターを貼る動画を投稿した。

これを受けて東京都選挙管理委員会や警視庁には「子どもが見る場所にこんなものを貼るな」と批判が殺到。警視庁は22日夜に河合候補を呼び出し、東京都迷惑防止条例違反(ひわいな言動)にあたるとして警告。わずか数時間でポスターがはがされる事態に至った。

ポスターのイメージモデルとなった桜井氏は20日深夜にインスタグラムとXで「関係者の皆様へご心配とご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません」と投稿。

次いで23日には選挙用ポスターの枠に露出度の高い写真を用いたことに対し猛省していることや「安易に、河合候補者からの要請に、OKを出してしまったことを猛省しております」と反省の弁を述べた。

そもそも河合候補と桜井氏の関係はどのようなものなのか。この一連の騒動を近くで見守ってきた、桜井MIU氏と同じグラドル仲間のAさんに聞いた。

「彼女とはもう10年近い付き合いですが、この6月頭くらいからXで河合候補の投稿をリポストし始めて『どうしたのかな、また突拍子のないことを始めたのかな』と見守っていました。河合候補とどういう経緯で出会って今回の事態になったのかはまったくわかりません」

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「突拍子もないことをする子だった」

Aさんや周囲のグラドル関係者たちは、桜井氏の人間関係の異変にXの投稿で気づいてはいたものの、「触れるのをやめておこう」と話していたという。Aさんは言う。

「グラドル仲間や仕事関係者も、この件については彼女から何か言ってくるまでこちらから触れるのはやめておいたほうがいいって話してました。私は6月に入ってからも普通に桜井さんをLINEで撮影会に誘ったりしてましたけど、いたって普通でした。

桜井さんの写真とともに『表現の自由を』なんてキャッチーなフレーズの載ったポスターもありましたが、ふだんからそんな政治的な発言をする子ではなかったですからね。でも……」

そう言って、Aさんは続ける。

「私も彼女もイメージDVDでは今回のポスターに近いくらいのほぼ全裸に近い格好で“M字のポーズ“は当たり前だし、カメラの前で股間をズームされたり、バナナを咥えたりするシーンは撮るので、そういう写真を撮ることへの抵抗感は一切ないというのは事実です。

彼女自身も『安易に、河合候補者からの要請に、OKを出してしまった』と言っているように『セクシーな写真いける?』って聞かれて、仕事として『全然OK』くらいで受けてしまったのかなとは思います」

Aさんの前出のコメントの「突拍子もないことをする子だった」という桜井氏の一面についても聞いた。

「彼女はこれまでも急にミスコンを受けたり(桜井はかつて『MISS UNIVERSAL QUEEN2022』というミスコンでグランプリを受賞)、ミスコンでいろんなところに自費で行くからミスコン貧乏になってるのに『世界一になりたい』ってがんばってましたね。

急にきわきわのハイレグ写真をXに投稿し始めるようになって友達が離れていっても『友達減っちゃった』と飄々としている様子でした」

このAさんに「河合候補からの誘いにのってこのような事態となってしまった桜井氏について、友達としてどう思うか」と聞いてみた。

「私も彼女もフリーでグラドルとしてやってるから、仕事になることはなんでもやっていきたいというガッツはわかるし、ずっとアイドルユニットを組んで『Mステに出たい。それが夢』って言ってて、有名になりたい欲はかなりあったんだと思います。

だからこそ今回のような選択ミスをしてしまった。本人はおそらくここまで炎上するなんて思ってなかったんだと思います。

河合候補に対して思うことは何もないですが、今回やったことはもう仕方ないし、しっかり反省して今後の活動をがんばってほしいです」