モハメド・サラーはリバプールファンにとって、そしてチームメイトにとっても非常に特別な存在だ。
32歳のエジプト代表FWは、2017年夏にローマからイングランドの名門に加入以来、ゴールを量産しており、今季も絶好調だ。12月22日のトッテナム戦で2ゴール2アシストをマークし、プレミアリーグ史上初めてクリスマス前に得点とアシストの両方を二桁に乗せた(15ゴール11アシスト)。
ベテランの域に差し掛かっても得点ペースは落ちず、今が全盛期かと思わせるほどの大活躍を見せている一方で、気掛かりなのが去就だ。リバプールとの契約は来年6月に切れるなか、サラーは先月に「もうすぐ12月に入るけど、まだ残留のオファーは来ていない。だから残留よりも退団だろうね」と口にし、大きな話題を呼んだ。
ファンの多くが残留を熱望するように、共に前線を担うコディ・ガクポもまた、そう願っている。
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2023年1月からリバプールでプレーする25歳のオランダ代表FWは、クラブ公式のインタビューで「モウは22日にクラブ歴代得点ランキングで4位に浮上した。FWとして、それはどんな偉業?」と問われ、「何と言ったらいいか分からないよ!僕たちみんなが目撃していることは、とても特別な出来事だ」と回答。そのうえで、間近で感じる凄さを力説した。
「ゴールの数だけでなく、アシスト、ゲームの進め方、僕のような他の攻撃的な選手や中盤の選手をどう得点や危険なプレーができるポジションに置くかなどは、高いレベルのものだ。僕らのためにも、彼のためにも、彼がそれを長く続けられるよう願っている。彼がいてくれて本当に幸運だし、チームメイトになれて、彼をより良くしようとできて誇りに思う。そして、彼も僕たちをより良くしようとしてくれている」
サラーのリバプール通算の得点数は「229」。この先も赤いユニホームを着て戦い、「346」で歴代1位のイアン・ラッシュの記録を塗り替えられるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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