ロサンゼルス・ドジャースと、今シーズン活躍を見せたテオスカー・ヘルナンデスの契約交渉が難航していることが明らかになった。現地24日、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のダグ・マッケイン記者は、「両者は1週間以上、契約について話し合っていない」と報じた。
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マッケイン記者によると、「ドジャースとヘルナンデスは、1週間以上連絡を取っていない。両者間のコミュニケーションは途絶えている。そして、ドジャースがヘルナンデスに提示している契約条件は、彼が最終的に受け入れるとは思えない。そのため、ドジャースは提示額を引き上げざるを得ないだろう」という。
ヘルナンデスは今シーズン、打率.272、33本塁打、99打点をマークし、ワールドシリーズ優勝に大きく貢献。さらにオールスターゲーム出場やホームランダービー制覇など個人としても輝きを放った。そのため、高額な契約を期待するのは当然と言える。しかし、マッケイン記者は、「ワールドシリーズ優勝を目指すチームに戻るためには、少し譲歩する必要があるかもしれない」と示唆した。
一方で、ドジャースは、ヘルナンデスは素晴らしい補強となるが、安易に高額な契約を結ぶことは避けたいと考えている。同記者は、「彼を獲得するメリットがデメリットを上回るという条件で契約を結ぶだろう。そして、ヘルナンデスと再契約するとすれば、ドジャースが契約したいと考えていた条件で獲得することになる」と見解を示した。
両者の要求が折り合わない場合、ヘルナンデスは他のチームに移籍する可能性も考えられる。今後の動向に注目したい。
構成●THE DIGEST編集部
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