高橋文哉&西野七瀬主演 映画『少年と犬』斎藤工、柄本明ら追加キャスト5名発表!

馳星周が2020年に発表、第163回直木賞を受賞し、現在までに累計発行部数50万部を突破している同名小説を実写化する、映画『少年と犬』。この度、本作の追加キャスト5名が発表され、あわせて最新予告映像が公開された。

原作は、さまざまな背景を抱えた人々と犬の多聞のふれあいを描いた6つのエピソードを綴った短編連作小説。大切な人に会うために岩手県釜石から彷徨ってきた1匹の犬“多聞”が、西の方角を目指して日本を縦断する旅路で出会った、傷つき、悩み、惑う人々との心の交流を描く。

原作の複数のエピソードにオリジナル要素を加えて映画化するのは、『護られなかった者たちへ』『糸』『64-ロクヨン-前編/後編』なの瀬々敬久監督。企画・プロデュースは、『黄泉がえり』『余命1ヶ月の花嫁』などの平野隆。脚本は『ディア・ファミリー』などを手掛けた林民夫。『ラーゲリより愛を込めて』のチームが再集結し新たな感動物語を誕生させた。

そしてこの度、高橋文哉が演じる和正と、西野七瀬が演じる美羽と寄り添いながら、大切な人を目指して何千キロにも及ぶ5年間の旅をする聞と道中で出会う5人のキャストが発表された。

震災で飼い主を失い、常に「西の方角」を気にしている多聞にとって「たった1人の大切な人」である光の父親・内村徹役には、斎藤工、徹の妻であり、光の母親・内村久子役には、宮内ひとみ。山奥に住み、不治の病に侵された猟師・片野弥一役には柄本明、和正の姉であり、認知症の母を介護しながら働く中垣麻由美役に伊原六花。和正に危険な仕事を斡旋する先輩・沼口正役を伊藤健太郎が演じる。

映画『少年と犬』は、2025年3月20日(木・祝) 全国ロードショー。

作品情報

映画『少年と犬』

震災から半年後の宮城県仙台。職を失った青年・和正は、同じく震災で飼い主を亡くした一匹の犬・多聞と出会う。聡明な多聞は、和正とその家族に瞬く間に懐き、一家にとって無くてはならない存在となるが、多聞は常に「南の方角」を気にしていた。そんな中、家族を助けるため、危険な仕事に手を染めてしまった和正は、事件に巻き込まれ、その混乱の最中に多聞は姿を消してしまう。時は流れ、多聞は滋賀で悲しい秘密を抱えた女性・美羽の下で過ごしていた。多聞と過ごすことで、徐々に平和な日常を取り戻してく美羽の前に、多聞の後を追ってきた和正が現われる。こうして2人と1匹の新たな生活が始まるが、痩せ細った身体で傷ついた人々に寄り添いながらも、たった一匹で「南の方角」に向かって歩いていく多聞には、1人の少年と誓った約束があった――。

監督:瀬々敬久

原作:馳星周「少年と犬」(文春文庫)

出演:高橋文哉、西野七瀬、伊藤健太郎、伊原六花、嵐莉菜、木村優来(子役)、栁俊太郎、一ノ瀬ワタル、宮内ひとみ、江口のりこ、渋川清彦、美保純、眞島秀和、手塚理美、益岡徹、柄本明、斎藤工

配給:東宝

©2025映画「少年と犬」製作委員会

2025年3月20日(木・祝) 全国ロードショー

公式サイト shonentoinu-movie