「年末大掃除の強い味方」油だらけのコンロ、水まわり…気になるあの汚れは本当に落ちるのか?“最新クリーナーの実力”を自宅て試してみた【家庭のお掃除大作戦3番勝負】の画像一覧

快適な生活のために家の掃除は欠かせない。人間やっぱり気持ちのいい場所で暮らしたいものである。ひと口に掃除と言っても、掃除機がけから拭き掃除まで多岐に亘ることもあって、とても大変。とくに手間がかかるのが、油汚れなどの台所まわり。そして毎日行う必要があるのに、汚れがひどいのがバスまわりだ。今回は、これらクリーナーの力で攻略してみた!

クリーナーで頑固な汚れを落とすと聞いても「またか」という声が聞こえてきそうではある。その宣伝文句は洗濯洗剤や歯磨き粉の真っ白同様、長年使われている常套句的な印象を受けるからだ。しかし、最近気になるシリーズがある。それがリンレイのウルトラハードシリーズ。ウルトラにプラスしてハードまで付くのは只者じゃないし、実際、シリーズ累計2800万本を記録している家庭用強力洗剤の金字塔的存在だ。またリンレイと言えばプロ用のクリーナーも手掛けるメーカーだけに、さらに期待は高まる。今回は、実際に汚れが溜まりまくりの我が家で実地検証、リアルな評価をお届けしよう。

勝負1 いきなり本丸を攻める!油だらけのコンロはきれいになるのか? 【ウルトラハードクリーナー 油汚れ用】

ウルトラハードクリーナー 油汚れ用の使い方は簡単で、スプレーするだけ。手の保護のためにもゴム手袋は必須だ。

やっかいの筆頭格と言えば、ガスコンロまわりだろう。そもそも我が家、揚げ物や炒め物をしたあとにマメにきれいにすることもなく、さっと拭く程度というのが通例である。要はモノグサなだけなのだが……。そのため、パッケージに踊る「ドロドロ」「ギトギト」「カチカチ」がすべて揃ったコンロだけに、今までさまざまなクリーナーを試したがダメ。プロ推奨油汚れ用という文字にすがる思いで使ってみた。

コンロの表面、そして五徳を外して裏側など、次から次へとスプレー。こすらないとダメだろうと思っていたのだが、泡がまとわりつく感じで、なにもせずとも汚れが浮いてくる。頃合いを計らって拭くと面白いように真っ黒のコテコテ汚れが簡単に取れて、気持ちがよく、面白いと思うほど。高い洗浄力の秘密は水酸化ナトリウムと水酸化カリウムという超強力なアルカリ剤のダブル配合とのことだが、その効果は確実に体感できたと言っていい。看板に偽りなしだ。


スプレーしてしばらくすると勝手に汚れが浮いてくるのには驚いた。そのうえで、拭き上げていくと楽に汚れが落とせる。


汚すぎて恐縮だが、ガチガチのコッテリとした汚れも浮き上がるし、拭けばスッキリと落とせる。


落とせない汚れはほぼなく、ストレスなしでレンジまわりのクリーニングが完了。年末の大掃除はもちろん、日頃から気軽に使える。

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勝負2 シンクもコーティングの時代がやってきた!【ウルトラオレンジクリーナー ウルトラハードコーティング キッチンシンク水まわり用】

クルマ好きの方ならコーティングというのはお馴染みだろう。被膜を作ってガッチリと守ることで汚れなどをつきにくくしたりする効果がある。ちなみにリンレイはクルマ用のケミカルでも定評のあるメーカーだ。そのようなリンレイが放ったのが、水まわりのコーティング。あるようでなかっただけに、その効果には興味津々だ。

まずはベース作りとしてウルトラオレンジクリーナーで汚れ落とし。こちらはウルトラハードシリーズではないものの、「オレンジからの天然由来成分98%」と「プロ推奨の圧倒的な洗浄力」を両立したとのことで、水まわりだけに安全・安心が気になるという家人のリクエストで使用してみた。使ってみた感想はよく落ちるということ。全体的にはくすんだ感じで、細かい部分は水アカや食べ物カスが溜まっていてパリッとした見た目でなかったのが、くっきりとした印象が戻ってきた。

そして真打ち、コーティングの登場だ。と言っても水分を取り除いたあとに、30cm四方に4回を目安にしてスプレーしたら再度拭き上げるだけ。あっという間に完了で、手間も特別なことは一切なし。肝心の水弾きはというとバリバリの水玉撥水というよりも、大きく弾いて滑り落ちていく感じ。つまり滑水効果が高い感じで、台所という場所を考えると水玉よりも印象がいいと思う。


まずはウルトラオレンジクリーナーで汚れを落としみた。よく落ちるし、いい香りがするのもよかった。


ウルトラオレンジクリーナーで汚れを落とした後のコーティング作業はスプレーするだけ。事前に水分は拭き上げておくのが効果を引き出すためのポイントだ。


液剤は白いので拭き漏れなどはわかりやすい。拭けばコーティング完了だ。流れるような撥水に注目。金属表目のミクロの凹凸を埋めて、輝きが持続して汚れも付きにくくなる。