松本人志 (C)週刊実話Web
12月22日に放送された漫才頂上決戦『M-1グランプリ2024』(ABCテレビ・テレビ朝日系)は、令和ロマンが史上初の連覇を達成して幕を閉じた。
20回目の節目となった今回は、世帯平均視聴率18%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、以下同)を記録し、昨年の17.2%を上回る注目度となった。
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裏番組で『全日本フィギュアスケート選手権』(フジテレビ系)、日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)の最終回が放送されていたことを考えると、高視聴率だったといえるだろう。
「今回、審査員としておなじみだった松本人志が不在だということで注目された部分もあるでしょう。審査員は昨年までの7人から9人へ変更。新加入した若林正恭(オードリー)、山内健司、(かまいたち)、柴田英嗣(アンタッチャブル)にネームバリューがあり、どんな採点をするのか放送前から視聴者は興味津々だった」(スポーツ紙記者)
松本人志がいなくても大丈夫?
一部のお笑いファンの間では、松本や大御所芸人が審査員にいないことで、「権威がない」「緊張感がなくなる」と不安視する声もあった。
しかし、いざ放送が始まってみると評価は一転。若林は優れたコメント力を見せ、柴田はメリハリのある採点をするなど存在感を示した。
また、他の審査員のコメントや採点も秀逸なものが多く、過去に例のない“審査員が批判されない『M-1』”となり、「神大会」だとSNSで称賛を集めたのだった。
“松本不在”でも大成功だったことで、制作するABCテレビとテレビ朝日はある決断をしたというウワサだ。
「松本さんがいなくても大会は成立し、高視聴率が取れることが証明された。来年以降も松本さんを起用しないで、卒業してもらうプランが浮上しているとか。松本さんの出演番組があるABCテレビは難色を示しているようだが、テレビ朝日は松本さんと関係性が薄いですからね。来年、松本さんがどうやってテレビ復帰するかは分かりませんが、M-1審査員の線は難しいかもしれません」(民放関係者)
過去にはバラエティー番組で、テレビ朝日との関係性の悪さをネタにしていた松本だが、本当に居場所がなくなってしまいそうだ。