「米球界で最高の制球力を誇ってきた投手のひとり」元日ハムのベテラン右腕にレンジャーズが興味と米報道「来季39歳で引退を迎える可能性が高いが…まだ余力ある」

 MLBのテキサス・レンジャーズがボストン・レッドソックスからフリーエージェント(FA)のベテラン右腕投手クリス・マーティンの獲得に興味を示していると12月24日(日本時間25日)に複数米メディアが報じた。

 来年39歳を迎えるマーティンは、今季レッドソックスで45試合に登板し、防御率3.45、3勝1敗、50奪三振、WHIP1.13の成績をマーク。今オフシーズンにFAとなっていた。

 同右腕は2016年と17年にNPBの日本ハムでプレーし、現在MLBのロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平と共に16年の日本一に貢献。日本球界で通算92試合に登板し、88.1イニングを投げて、防御率1.12、2勝2敗、91奪三振の成績を残している。

 そんなマーティンについて、MLB移籍専門サイト『MLB Trade Rumors』は、「レンジャーズがリリーフ陣の立て直しを続ける中、マーティンに興味を持っている」と報じ、続けて「来季39歳で引退を迎える可能性が高いが、最近の成績を見ると、この右投手にはまだまだ余力があることが分かる」と伝えた。

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  さらに同専門サイトは、「27.8%の三振率、強力なソフトコンタクト数、そして素晴らしいコントロールなど、平均以上からエリートレベルまでの振り幅のある成績だった。長年に渡り、米球界最高の制球力を誇るピッチャーのひとりであったマーティンの24年シーズンの四球率は1.7%で、40イニング以上投げた投手の中では最低だった」と評価した。

「マーティンのような実績のあるリリーフ投手がいれば、状況は大きく安定するだろう」と同サイトはベテラン投手の契約に期待を寄せている。

構成●THE DIGEST編集部

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