お笑いコンビ・ナインティナイン矢部浩之が、24日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演。老衰のため昨年末に亡くなった父親の最期の言葉を明かした。

■ひらがな50音のボードで会話

矢部は「どうしようもない父親で、酒、ギャンブルで大借金、物欲も強くて…。そんな父親が昨年末に亡くなったんですよ」と報告。老衰で最後は声を出す力もなくなり、ひらがな50音が書かれたボードを指指してコミュニケーションを取っていたという。

耳は良かったといい、「今日天気いいなお父ちゃんって言ったら、『そ・う・や・な』で会話してた」と語る。

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■最期の言葉に「そんなことある!?」

「亡くなる1週間前に僕だけ呼んだんですよ」と父親から手招きで呼ばれ、「す・ま」と指差されたため、矢部は「うわ、これ最後に謝るんや。僕ここまで涙出てきたんですよ。うわ、泣いてしまう俺」と感極まってしまう。

しかし、続きは「す・ま・ほ・が・ほ・し・い」だったようで、矢部は「そんなことある!? 今欲しがる?」と驚き。結局それが父親の最期の言葉だったようだ。

矢部のエピソードにスタジオからは「物欲?」「今から?」と驚きや爆笑の声があがり、明石家さんまは「何がしたかったんやろなあ」とリアクションしていた。

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(文/Sirabee 編集部・二宮 新一