尻別岳へもアプローチ
クルーは滞在中、ヘリで尻別岳にも数回アクセスしたという。尻別岳は美しい独立峰で、ルスツリゾートのヘリでアクセスできる特別エリアだ。降り積もったばかりのフレッシュパウダーと、山頂からは、羊蹄山や洞爺湖、さらには日本海や太平洋まで見渡せる絶景が楽しめる。
「尻別岳はとてもクールな美しい山だよ。あの場所にヘリでアプローチできるだなんて信じられない。アスリートたちも大興奮だったよ」
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ニセコや欧米リゾートとの違い
世界中の名だたる山・リゾートを旅回ってきたジェフ。実は「BEYOND」には日本でのロケ地として、ニセコのセグメントも展開されている。ジェフにルスツとニセコの違い、そして北米のリゾートとの違いを聞いてみた。
「例えば、ルスツでバックカントリーに出ても、ほとんど人がいないんだけど、ニセコだともう何百人も見かけるよね。ルスツは混雑もさほどないし、少し静かでいい意味でこじんまりしている。ルスツのビレッジやレストランで出会う人たちも魅力的だ。ニセコとはなにかが違う、なんて言えばいいかな…少し可愛らしいんだよね。ニセコはナイターも素晴らしいし、山の規模も大きくてクールだ。でも、僕のスタイルにはルスツが合ってる。コンパクトななかにさまざまなバリエーションがあり、リフト周辺で遊ぶ感じが楽しい。ルスツのほうがピースフルでプレイフル、平和で遊びごころがある独特の雰囲気があるんだ。
北米のリゾートと比べても、ルスツのほうが遊び心があると思う。今回のアスリートの一人、アレキサンダー・グルドマンは『ここでのスキーはとても遊び心がある』と言ってた。『山をサーフィンするような感覚で滑り降りるのが楽しい、ローラーコースタ―みたいだ』って。そして、どこに足を運んでも、日本の文化的なおもしてなしを感じられることが嬉しいし、素晴らしい。アスリートたちも絶対にまた戻って来たい!と言っていたよ」