トレードの噂が出たボストン・レッドソックスの吉田正尚に、米メディアがロサンゼルス・エンジェルスへの移籍を推薦した。

　米メディア『FanSided』は、「レッドソックスを退団するかもしれない選手がいる。２シーズン前に５年9000万ドル（当時約123億円）で契約したヨシダだ。ボストンが三塁手の新戦力を獲得して、三塁手のラファエル・デバースがDHに移った場合、ヨシダが退団する可能性がある」と吉田の状況を説明したうえで、移籍先にエンジェルスを推薦した。

「エンジェルスは攻撃力向上を望んでおり、レッドソックスからの提案に耳を傾けるだろう。レッドソックスが契約の一部を負担すればエンジェルスの左翼手かDHとして活躍できるはずだ」

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 　また、米メディア『Sporting News』は、「31歳のヨシダはMLBで２シーズンを過ごし、打率.285、出塁率.343、長打率.433を記録。OPS+は111で、これは“プラス”と言えないが、７シーズンを過ごした日本で打率.327、OPS.960の数字を残した事実は、実力があることを示している」と評価し、レッドソックスからエンジェルスへの移籍は、両球団の問題を解決しうるディールになると記した。

「エンジェルスはヨシダにチャンスを与えることができる。トレードが実現すれば、球団と選手それぞれに利益をもたらすかもしれない」

　にわかに吉田の移籍の噂が、米メディアを賑わせている。

構成●THE DIGEST編集部

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