クローザーで奮闘&CBでMOMでも…遠藤航が“リバプールの売却候補”と地元メディア報道。冬の放出には異論「スロット監督は夏の退団を認めたほうがよい」

 昨季はアンカーのレギュラーだったリバプールの遠藤航は、アルネ・スロット新監督の下で序列が低下。プレミアリーグとチャンピオンズリーグではまだスタメンが一度もない。

 それでも、勝ち試合の終盤に投入され、試合を締めるクローザー役として奮闘し、今季3度目の先発を出場を果たしたカラバオカップ準々決勝のサウサンプトン戦では、主戦場ではないCBでの起用だったにもかかわらず、マン・オブ・ザ・マッチに選出される活躍を披露した。

 それでも、放出候補ではあるのは変わらないようだ。リバプールの専門サイト『ROUSING THE KOP』は12月25日、「2025年に売却される恐れのあるリバプールの選手3人」と題した記事を掲載。日本代表キャプテンの名前を挙げた。

「エンドウは2023年夏にシュトゥットガルトからリバプールに移籍したが、(当時の)クロップ監督は数人の選手が退団してチームの中盤の選手層が薄れたため、信頼できる堅固な中盤の補強を必要としていた。そして、この日本代表MFが要求に応えた以上の活躍を見せたことを、レッズファンは否定できないだろう。このMFは、騒ぎ立てたりファンファーレを鳴らしたりすることなく、ピッチ上でプロフェッショナルな態度で自分の役割を果たした」
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 同メディアは「しかし、アンフィールドでの序列ではアレクシス・マカリステル、ドミニク・ソボスライ、カーティス・ジョーンズ、そして主にライアン・フラーフェンベルフの後塵を拝する選手である彼が、どのくらい長くバックアップとしてプレーし続けるつもりなのかはまだ分からない」と主張。こう続けている。

「彼の短いながらも素晴らしい貢献を考えると、彼の退団の願いは部分的には認められるはずだ。スロット監督としては、シーズン途中ではなく、夏の退団を認めたほうがよいだろう」

 記事は、遠藤のほか、GKクィービーン・ケレハーとFWダルウィン・ヌニェスを売却する可能性がある伝えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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