TBSの時期エースは田村真子アナ?

次はTBSだ。地味アナが多いと評判のこの局では、この12月、意外な話が出てきた。

朝の情報番組『ラヴィット!』担当の田村真子アナが、オリコンが発表した『好きな女性アナウンサーランキング』で同局初の1位を獲得し、局内では、次期エースと盛り上がっている。

しかし、その一方で暗雲が立ち込めているのが野村彩也子アナだ。

20年、慶応大学を卒業後、TBSに入社。朝の情報番組『THE TIME’/THE TIME,』などを担当。

入社当初は順調な仕事ぶりを見せていたが、23年の年初あたりから出番が減り始め、秋には画面から消滅し退社説も出たほど。

ちなみに野村アナは、能楽師・野村萬斎の長女で鳴り物入りでTBS入社。今年9月からアナウンサーとして復帰をしたが、現在もテレビ出演はない状況だ。

「一部週刊誌などは『遅刻魔』『読みがヘタで外された』と報じている。前者について考えれば勤怠の問題ですから、内々で処分すればいいだけの話。後者となると、採用した局の方が悪い。ネット上では『上司の安住紳一郎アナが嫌って外したか』との書き込みもあった」(TBS関係者)

局の対応も納得のいくものではなかった。

4月、野村アナの出番消滅について発表。「体調不良」による長期休業の背景を明かした。

「一説には、1年後輩の佐々木舞音アナと『THETIME’/THETIME,』で共演。入社1年目の佐々木アナをメインにする局の姿勢に激怒し、休養したなんて話もある。ただ、佐々木アナは出世街道をバク進中。野村アナは、長期休業が痛すぎ。将来的には自滅でフリー転身もありそう」(前出・女子アナライター)

目下TBSは火薬庫でもある。

「去るアナ」でいえば、23時台ニュース『news23』のメインキャスターであるフリーアナ・小川彩佳の降板説が有力だ。

19年6月、テレビ朝日の局アナだった小川が突如『news 23』に登場。その転身劇が話題となった。

「小川はもともとテレ朝の看板『報道ステーション』の進行で人気者でしたが、陰では自分の主張だけが正しい“偏向姿勢”を露呈。結局、18年9月末に報ステを外され、ネット番組に異動したのです。憤慨し退職したのでしょう」(同)

ただ、『news 23』は23時台ということもあり、視聴率は常に5%割れと低迷。ここに問題が浮上している。

「とくに生理や妊娠に関するニュースに異常に固執し、声を荒らげたりするなど、見ている方が引いてしまうほど。すでに後任を模索中らしく、有力候補としてフリーで絶大な人気がある皆藤愛子の名も挙がっています。彼女ならルックスも可愛いし、イヤミもない。制作側もみんな“皆藤推し”のようです」(前出・TBS関係者)

他の後任候補には実力派メンバーが目白押し。その中には、NHKの桑子アナの独立移籍もあるという。

「局内から選ぶなら、好きな女子アナ1位の田村アナが既定路線。しかし、桑子アナはTBSの長年の悲願。水面下では何度も交渉を重ねていると聞きます。安定感と知名度もあるし、報道番組もこなせるなど、これほど適役はいない。皆藤がお天気&サブ担当なら、視聴率爆上がりでしょうね」(テレビ雑誌編集者)

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テレビ朝日を去り行くアナの筆頭は…

代わってテレビ朝日だ。25年、去り行くアナの筆頭として浮上しているのが弘中綾香アナ。

「女子アナ界を変える」「プロデューサーもやりたい」など大言を吐いたこともあるが、そんな話は今や昔。

22年、英語学習会社の社長と結婚。翌年5月に妊娠発表。9月に産休入りするも、今年4月に復帰。現在、『激レアさんを連れてきた。』などを担当。

「一時はテレ朝を代表する人気アナでしたが、正直、このまま消えてしまっても違和感がない。やや毒舌で発言が面白かったのは確かですが、男性人気がそれほどないのが致命的。子育ては大変だし、有名会社社長と結婚したので、今が引き時という声も多い」(テレビ朝日関係者)

同局にあって今後、「くるアナ」として期待を集めているのが斎藤ちはるアナ。元『乃木坂46』のメンバーだ。

「21年、元TBSアナとのお泊まりデートをスクープされると、その直後、男に“6股セフレ疑惑”が報じられたんです。男はTBSを退社。今年になってラグビーの姫野和樹と交際が本格化。いつも芸能マスコミのネタになってくれるのが斎藤アナです」(同)

お嬢さま的な顔立ちとは裏腹に、男性関係も派手なら仕事ぶりも笑えるのが斎藤アナ。

21年、元旦に放送された情報番組『羽鳥慎一モーニングショー新春SP』で、番組途中に居眠り。

それを『週刊実話』に報じられると、翌22年の元日にも登場し、コックリコックリと居眠りを始めるや、羽鳥が「斎藤さん、今年は寝ないでください。(また実話に)書かれます」と一喝。斎藤アナが無理やり目を見開いたのだ。

「これほど仕事に真剣味のない斎藤アナは、むしろいい味を出している。今後も爆笑アナで邁進するでしょう」(芸能記者)

フリーアナながら「くるアナ」として期待を集めているのが森千晴。

女子アナ専門の芸能事務所『セント・フォース』に所属する彼女は、21年よりテレビ朝日の早朝情報番組『グッド!モーニング』にほぼMC待遇で出演している。

「男性局員の間では、大変な人気です。局内で『彼女を推したい』という空気は間違いなくあります。しかも、ルックスも読みも局アナよりいいと評判。垂涎アナですよ」(前出・テレビ朝日関係者)

だが、番組で共演する住田紗里アナや前記の斉藤アナなどが「森嫌い」なのは業界内で有名な話。

「基本、局アナたちはフリーに対して敵対意識を持っています。住田アナなどは5歳も年上だから、森がメインでスポーツ情報を語ると、いつも知らぬ顔。態度から見ても相当嫌っていることがテレビ画面でも分かる。女子アナは芸能人同様に、同性に対してはみんな敵。持ち上げることは絶対にない」(前出・女子アナライター)