史上最多10回目の挑戦でマンゲキ極メンバー昇格のマグリット「みんながお母さんみたいな感じで、がんばれって」

誘われるのをじっと待っていた大地

──その出待ちから結成まではどれくらいだったんですか?

田中 もう2、3カ月の話ですね。僕が違う人と組むかも、みたいになってたんです。その話をしたとき、大地の顔がキッ!ってなったんで(笑)。

大地 なってました!?

田中 ちょっとユニットでやってたんですけど、思いのほか、うまくいかなくて。だから電話して「あのときキッ!ってなってたから、なんか思ってくれてるかな」っ言ったら、すぐ来ました! 速かったっす。

大地 これたぶん、初めて言うと思うんですけど、僕はずっと組みたいなって思ってたんですよ。でも、それよりもすごく仲良くさせていただいてて。だから、告白みたいな感じじゃないですか、もし僕が組みたいですって言って断られたときに、いままでの仲いい感じが崩れちゃうのがいやだったんで、僕はずっと待とう、待とうで。

一同 (笑)

大地 もし声かけてくれなかったら、そのときは諦めようって思ってたんで。だから着信鳴ったときに、やったー!ってすぐ出ました。

田中 すごい覚えてます。

──それがいつごろの話なんですか?

大地 2013年の5月5日ですね。

──すごく覚えてる!

大地 日曜日でしたね(笑)。

田中 マクドナルドでしたね(笑)。


出典: FANY マガジン

(広告の後にも続きます)

お互いが補完し合ういいコンビ!

──お互いの思う、相方のいいところはどんなところでしょうか?

田中 僕のわがままな部分にも即座にパンッ!と合わせてくれるところ。それと、いろんな絵を描いたり、小道具作ったりっていう頼もしいところがあるんで。コントの小道具も全部作ってもらってます。そこはすごいと思いますね。

大地 ネタづくりを担当してくださっていて、そこがめっちゃ頼もしくて。なんかサラッと「いまもうネタ3本作ったから」とか。絶対自分では思いつかへんなと思いますし、お客さんの前でやってどんな感じでウケる、というイメージがちゃんと頭のなかにあるんです。だから言われた通りやったら「あ、ウケる」みたいな。すごいな〜ってところがあります。

田中 あと、平場になったときの勇気が大地はすごい。僕はちょっと考えすぎて「いまは違う」とか思ってるところを、考えずにもうブワーッ!っていくんで。そこをみんなに愛されて盛り上げられるのは才能かなって思いますね。僕ができない部分を補ってくれてるところはめっちゃあります。