実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が26日、自身の公式Xを更新。歌手・星野源が大みそかに放送される『第75回NHK紅白歌合戦』で歌唱する楽曲を変更したことに言及した。

■選曲に否定的な声

星野は「地獄でなぜ悪い」を歌唱予定だったが、性加害疑惑が報じられた園子温監督の同名映画の主題歌だったため、選曲に対して「二次加害にあたる可能性がある」といった否定的な声も上がった。

きょう26日にNHKは「アーティストはもちろん、NHKも性加害は決して許さないという姿勢であることは言うまでもありません」と強調した上で、星野のデビューアルバムの収録曲「ばらばら」に変更すると発表。

星野の公式サイトでもコメントが掲載され、「地獄でなぜ悪い」について「星野は2012年にくも膜下出血で倒れ、その闘病期に病院でこの楽曲の作詞をしました」と制作の経緯を説明し、選曲の過程や変更した理由などが記した。

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■堀江氏「悪しき前例」

堀江氏は星野の曲目変更を報じたニュースを引用してXでポスト。変更したことには「クレーマーに負けた悪しき前例」と評し、「テレビはどんどんつまらなくなる」と今後を見通した。

ポストを見たユーザーからは、「本当にそう思う」「ホンマにこれ」と共感の声が上がった。「ここで負けるとどんどんおかしな方向にいくんだよなー」「前例作っちゃったから、これからも増えますよ」と予想するユーザーも見られる。

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■Xでトレンド入り

星野をめぐるニュースには多くのXユーザーが反応しており、「星野源さん」などの関連ワードがトレンド入り。

「めちゃくちゃ楽しみにしてたのに…」「星野源さんの『地獄でなぜ悪い』めちゃ好きやったから曲変わるの悲しい」と惜しむ声や、「変更の決断までが早いのは星野源凄いって思った」といったポストが見られた。

「この一連の件に関して1番傷つけられたの星野源だろ」「とんだとばっちりじゃん。くも膜下出血のときの自らの経験を元にした曲でしょ？」と意見をつづるユーザーも見られる。

（文／Sirabee 編集部・栗原コウジ）