25日放送のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(TBSラジオ)で、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太さんが、『M-1』を振り返るなか、お笑いコンビ・マユリカ(中谷さん・阪本さん)について「負けじゃない」と絶賛しました。
■渋滞に巻き込まれながら会場入り
22日に放送した漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2024』(吉本興業・ABCテレビ/テレビ朝日系)。同日の午後15時には、最後の1枠をかける「敗者復活戦」が行われました。
芸人審査員たちの1回目の投票では、マユリカとインディアンスがともに2票。その後、異例となる再投票を経て、マユリカが決勝に勝ち上がりました。
敗者復活戦の会場である東京・新宿住友ビルの「三角広場」から、テレビ朝日までのタクシー移動の際も中継されましたが、途中で渋滞に巻き込まれテンヤワンヤする様子が映し出されました。そして、到着早々に挑んだ本戦では敗退してしまったマユリカ。
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■敗退の瞬間、阪本が放った言葉
山里さんは「マユリカは、すべての仕事をした」、共演者の銀シャリ・橋本直さんも「素晴らしかったですよね」というのは、マユリカの阪本さんが敗退がわかった瞬間に口にした「大急ぎで負けに来たんですか?」という言葉。「すごいスピード感で負けたんですけど」と止まらない阪本さんの言葉は会場を笑いに包みました。
橋本さんは、阪本さんの開口一番の言葉に「あれこそ繰ってないやつやから」と話すと、山里さんも共感し「昔、有野さんにM-1出る時に言われたのが、『ネタがもう面白いの分かってるから、その前後。そこにどんな爪跡を残せるか』って」と、お笑いコンビ・よゐこの有野晋哉さんに言われた言葉を回顧。
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■「敗退しても痛々しくないスター性」
有野さんから「短時間で深めの爪跡を残した人間が、スターになるんだ。その後の絡みで『こいつ、これもできる』って言ってキャスティングに入ってくるから」と言われたと明かし、「あれ言った瞬間に、もうマユリカは負けじゃないんだよ。本戦で、あれもう大勝ち」と称賛。
橋本さんは「マユリカってまた、敗退してもなんか痛々しくないっていうスター性というか。あの一言を放ってまた印象残して。やっぱ面白いな…っていう」と感心した様子を語りました。
(文/Sirabee 編集部・冬野 とまと)