JAPANNEXTは、49インチの量子ドット有機ELパネル(曲面)を搭載し、Dual WQHD(解像度5120×1440)の超ウルトラワイドゲーミングディスプレイ「JN-QOLC49G144DQ-HSC9L」を12月20日に発売した。高速リフレッシュレートと32:9のアスペクト比に対応。公式オンラインショップでの価格は19万9800円。
JN-QOLC49G144DQ-HSC9L
●二つ分並べたような画面スペース
JN-QOLC49G144DQ-HSC9Lは、32:9のアスペクト比で広い表示領域を活用でき、FPSや情報量が重要なMMOといったゲームのプレーに適している。また、R1800の湾曲パネルによって、プレイヤーを包み込むような映像を表現し、高い没入感を実現した。
量子ドット有機ELパネル(QD-OLED)は、従来のOLEDパネルと比較してより豊かな色彩表現が可能で、とりわけ赤や青といった色がより自然に表現できる。また、OLEDの特徴である自発光型パネルを使用しているので、ピクセル単位でのオン・オフが可能になり、完全な黒を再現できるほか、150万:1の圧倒的なコントラスト比を実現した。
144Hzの高速リフレッシュレートと、0.03ms(GTG)の高速応答、およびFreeSyncに対応し、FPSなどの動きが速いゲームのプレーに適している。さらに、ゲームのジャンルに応じて切り替えられる、三つのゲームモードを備える。
あわせて、1平方メートル当たり350cdの輝度(APL10%時は1平方メートル当たり450cd)、sRGB:148%、DCI-P3:115%、AdobeRGB:110%の広色域に対応し、HDR400相当の性能でコンテンツを色鮮やかに映し出す。また、HDRに対応しているので、明るい部分も暗い部分もくっきり表現し、リアルで深みのある映像を演出し、HDR対応Blu-rayディスク、ビデオ・オン・デマンド、ゲームなどの表示が可能になる。
ほかにも、USB Type-Cで接続したPCから利用できる有線LANポートを搭載し、最大90WのUSB Type-C給電に対応するとともに、本体に接続したキーボードやマウスを、同じく本体に接続したPCで映像入力切り替え時にそのまま利用可能なKVM機能を備えている。
さらに、最大二つの入力映像を左右同時に表示できる「PBP(Picture by Picture)」や、一方の入力を子画面で表示する「PIP(Picture in Picture)」に対応し、最大120mm(横置き時)の範囲での高さ調整が可能で、水平方向のスイーベル(左右各20°)と上下のチルト(マイナス5°~+20°)にも対応した昇降式スタンド、5W×2基のスピーカーを搭載する。また、100×100mmのVESAマウントに対応している。
なお、工場出荷前にキャリブレーションを実施しており、sRGB、DCI-P3、AdobeRGBすべてにおいて正確な色再現ができ、OSDメニューからプリセットを選べる。また、キャリブレーションレポートが付属する。
インターフェースは、HDMI 2.1入力×2基、Display Port 1.4入力×1基、USB Type-C(映像入力、最大90Wの給電対応)×1基、オーディオ出力×1基。