【AEW】リコシェ、オスプレイが『AEWコンチネンタル・クラシック』ゴールドリーグ突破

 『AEWダイナマイト・オン34thストリート』が現地時間25日、ニューヨーク州ニューヨークシティで行われ、リコシェ、ウィル・オスプレイが『AEWコンチネンタル・クラシック』ゴールドリーグを突破し、準決勝進出を決めた。

 シングルリーグ戦『AEWコンチネンタル・クラシック』はこの日が公式戦最終日。ゴールドリーグは勝ち点9でリコシェとクラウンディオ・カスタニョーリが首位タイ。オスプレイ、ダービー・アリン、ブロディ・キングが勝ち点6で追う状況で迎えた。

 まずオスプレイが新日本1・5東京ドーム大会でデビッド・フィンレー戦を控えるブロディと対決した。ブロディの巨体とパワーに圧倒されたオスプレイはスパインバスターで鉄階段に叩きつけられ、ショルダースルーで高々と投げ飛ばされてしまう。コーナー最上段からのキリモミ式プランチャで反撃しても、チョップの雨を降らされ、キャノンボールを食らった。

 苦しい展開が続いたオスプレイだったが、逆水平合戦で真っ向から渡り合い、トラースキックを連発。オスカッターをチョップで撃墜されても、スタイルズクラッシュを決めた。ブロディもヒドゥンブレードをラリアットで迎撃し、ファイアーサンダーで突き刺したが、オスプレイは後頭部にヒドゥンブレードをさく裂。巨体のブロディをストームブレイカーで叩きつけて3カウントを奪った。

 続いてリコシェがアリンと対決した。ナックルパンチを叩き込んでブーイングを浴びたリコシェはテーピングを施しているアリンの脇腹を狙い撃ち。スワンダイブ式ラリアット、ライオンサルトと攻めまくる。アリンもトペを放って打開を図ったものの、あえなく自爆。リコシェはアリンをテーブルに乗せると、コーナー最上段からの630セントーンを敢行した。

 すかさずリコシェがスワンダイブ式フットスタンプで追い討ちをかけたが、アリンは雪崩式攻撃を狙うリコシェを回転エビ固めで叩き落として粘りをみせる。リコシェが放った450スプラッシュを自爆させ、脇固めで捕獲。リコシェがロープに逃れてもスコーピオンデスドロップで追い討ちをかけ、残り10秒となったところでコフィンドロップを発射したが、20分時間切れドローに終わった。

 この結果、リコシェが10点、オスプレイが9点で公式戦全日程を終了。その後、カスタニョーリがコマンデルに敗れ、勝ち点9止まりとなり、リコシェのゴールドリーグ1位通過が決まった。オスプレイは公式戦でカスタニョーリに勝利しているため、2位通過を果たした。準決勝でリコシェはオカダ・カズチカ、オスプレイはカイル・フレッチャーとそれぞれ対戦する。