【AEW】オカダがベンジャミンを熱戦撃破で『AEWコンチネンタル・クラシック』ブルーリーグ突破 準決勝でリコシェと対決へ

 『AEWダイナマイト・オン34thストリート』が現地時間25日、ニューヨーク州ニューヨークシティで行われ、オカダ・カズチカが『AEWコンチネンタル・クラシック』最終公式戦でシェルトン・ベンジャミンに快勝し、ブルーリーグを突破。準決勝でリコシェとの対戦が決まった。

 ブルーリーグにエントリーしているAEWコンチネンタル王者・オカダはここまで2勝1敗1分・勝ち点7。最終公式戦となったこの日、元WWEで新日本にも参戦経験のあるベンジャミンと対決した。

 序盤からオカダがレインメーカーを狙えば、かいくぐったベンジャミンはTボーンスープレックスの構え。オカダも食い止めると、場外DDTで先手を取った。早くもダイビングエルボードロップを狙ってコーナーに上がったが、察知したベンジャミンはトップロープに駆け上がるや雪崩式ダブルアームスープレックスで叩き落とした。

 ここからオカダは劣勢に。ベンジャミンによって鉄階段に投げつけられ、スリーパーに捕まって消耗。エルボー合戦に持ち込んでも連打で押し返されてしまう。それでもランニングバックエルボーで反撃し、DDTで突き刺したが、ベンジャミンのジャンピングスピンキックに止められ、アンクルホールドに捕まった。

 ピンチを迎えたオカダだったが、何とか切り抜けるとマネークリップで絞め上げて逆襲。リバースネックブリーカーで首攻めを続け、ダイビングエルボードロップ、ロコモーション式ジャーマンで巻き返すと、レインメーカーを繰り出した。

 かいくぐったベンジャミンはロコモーション式ジャーマンでお返し。串刺しジャンピングニーをぶち込むと、Tボーンスープレックスによる仕上げを狙ったが、オカダは首固めで切り返した。カウンターのドロップキックを放つと、レインメーカーをペイダートで切り返されたが、Tボーンスープレックスを再び食い止め、レインメーカーを叩き込んで3カウントを奪った。

 オカダが一進一退の読み合いを制してベンジャミンを撃破。勝ち点10でブルーリーグ公式戦全日程を終えた。その後、カイル・フレッチャーがダニエル・ガルシアを破って勝ち点12をマーク。オカダのブルーリーグ2位通過が決まり、12・28コリジョンにおける準決勝でゴールドリーグ1位のリコシェと対決することになった。フレッチャーはゴールドリーグ2位のウィル・オスプレイと対戦する。