『うる星やつら』を「うるほしやつら」と勘違いしていた? アニメ・マンガ作品の読み間違えにご注意下さい。
「OVA うる星やつら Blu-rayBOX」ビジュアル(ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント) (C)高橋留美子/小学館
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アニメ・マンガ作品の読み方あるある
リメイクアニメも話題となった『うる星やつら』。この作品タイトル、実は多くの人が読み間違えた経験があるようです。SNS上でもしばしば「子供の頃からずっと『うるほしやつら』だと思ってた」という投稿が定期的に見られ、新作アニメの放送開始後も「え、違うの?」と驚く声があがっています。
なぜ「うるほしやつら」と読んでしまうのでしょうか。漢字の「星」を見て直感的に「ほし」と読んでしまう人が多く、「『うるほしやつら』って普通に考えたらそう読むよね」「漢字から想像するとそうなる」という声が目立ちます。なかには「うるぼしやつら」と読んでいたという人も。
面白いのは、この読み間違いが世代を超えて続いているということ。1970、1980年代の原作マンガや旧作アニメ放送当時も、そして2022年のリメイク版でも、同じような勘違いが繰り返されています。「娘が『うるほしやつら見たい!』って言ってて、私も昔そう読んでた」「子供たちが『うるほしやつら』って言い合ってるの聞いて、懐かしくなった」といった投稿からは、親子二代にわたる読み間違いの様子がうかがえます。
正しい読み方を知るきっかけも、昔もいまも変わらないようです。「親から『うるせいやつら』だよって教えてもらった時は目から鱗が落ちた」「子供に『うるほしって読んでるけど、実は……』って説明したら『なんで!?』って驚いてた」など、世代を超えて同じような気づきの瞬間が繰り返されています。タイトルが「うるさいやつら」という意味の言葉遊びだと知った時の「なるほど!」という感動は、いまも昔も変わらないものなのでしょう。
『うる星やつら』以外にも、読み方の勘違いが多いタイトルがあります。
例えば、花咲アキラさん原作で、究極の美食を追求するグルメマンガ、アニメ『美味しんぼ』は、正しくは「おいしんぼ」ですが、タイトルの「美味」という漢字の見た目から、「びみしんぼ」と読んでしまう人もいたようです。
しげの秀一さん原作による人気カーレースマンガ・アニメ『頭文字D』は、「頭文字」を文字通り「かしらもじ」と読んでしまう人が多い作品です。英語の「Initial」の訳語で、「イニシャルD」が正しい読み方です。
奈須きのこさん原作の小説・アニメ『空の境界』も「そらのきょうかい」と読みがちですが、正しくは「からのきょうかい」です。作品に触れたことのあるファンであれば、この「空(から)」には深遠な意味を感じとれるはずなのですが、未読、未見の人が正しい読みをするのは少し難しいかもしれません。
読み間違いは昔から、そしていまでも続いているようですが、むしろ、こうした読み間違いは作品への親しみを感じさせるエピソードであるともいえるでしょう。「あの頃は間違って読んでたよね」と懐かしく振り返られる、アニメ・マンガファンならではの共通体験といえそうです。
みなさんも、思い当たる作品はありませんか?