高須クリニック名古屋院の高須幹弥院長が24日、自身のYouTubeチャンネルで動画を更新。美容医療の医師による不祥事について言及しました。

【動画】犯罪を犯し、示談にした学生が今は…

■医学生・美容外科医の報道

昨年7月には美容外科の男性医師2人が、女子高生2人を相手に酒を飲ませカラオケ店に連れ込んだ事件。2022年、滋賀医大生らが女子大学生に集団で性的暴行をして動画を撮影したとして強制性交罪に問われた事件。先日は東京美容外科の女性医師が、解剖実習の様子や現場でピースサインで撮影した写真をSNSに投稿し、批判が殺到。

医学生や美容外科の医師にまつわる報道が目につくことが多いなか、視聴者から「美容医療の医者はろくでもない人間が多いのか」との質問が多く寄せられるという幹弥さんは、この件について話すことに。

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■「現状を知っていただきたい」

幹弥さんは「この業界から叩かれてしまうかもわからない」としながらも、「有益な情報をインターネット、YouTubeを通じて多くの人に発信して現状を知っていただきたい」「正直に話します。他の科に比べて美容外科や美容皮膚科はろくでもない医者の比率が高いです」と回答。

医師だけでなく会社にはろくでもない人間が一定数はいるとしながらも、「本来、医者は崇高な職業なので、ろくでもない人間がいてはいけない」と述べました。

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■“直美”はろくでもない医者の比率が高い

美容医療の医師について「『楽して儲けたい』って考えてる医者の比率が高いわけですよ」「そのなかには、ろくでもない人間の比率が高くなるのはしょうがないですよね」と、「人命を救うため」と大変なことがわかっている上で医師になっている人に対して、美容医療の分野は「正直楽です」といい、「美容医療の医者の7割とか8割ぐらいが…申し訳ないんだけど、ろくでもないというかまともじゃないお医者さん」と伝えます。

とくに初期研修修了後、形成外科など他科での経験をせず直で美容外科に進む、いわゆる「直美(ちょくび)」を選択する医師について「全員ではないけれど、直美の医者にはろくでもない医者の比率が高い」とコメントしました。

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■性犯罪加害者が、美容クリニック全国展開

また、医学部に通う学生が100人いれば、1~3人ほどはろくでもない人間だという幹弥さんは「僕の知ってる医者で、学生のときに女の子に睡眠薬飲ませてレイプして、相手方に訴えられそうになって、お父さんに泣きついて、お金積んで示談にしてもらったっていうのがいるんですよね」「その人が今、日本全国に美容クリニックを展開している」と告白。

「盗撮とか性犯罪とか、クラスにろくでもない医学生が何人かいて、訴えられそうになってもほとんど示談にしている」と示談できなくニュースになっているのが一部であり、実際には示談をして表沙汰になっていないだけだと明かします。

「そういうのを色々知ってるんですけど、ほとんどの医者が美容なんですよ。他の科には行かなくて、美容に行くんですよ」と美容医療の医師がろくでもない比率が高い理由を述べました。

“情弱ビジネス”をしている悪徳クリニックなのかどうか…、まずは医師の経歴確認は必須ですね。

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■美容医療の医師「ろくでもない医者の比率が高い」
(文/Sirabee 編集部・冬野 とまと