まさかの大苦戦を強いられた。
アラビアン・ガルフカップサッカー連盟に加盟する中東8か国が競う第26回アラビアン・ガルフカップの第2節が12月25日に開催地クウェートで行なわれ、FIFAランキング59位のサウジアラビア代表は158位のイエメンと対戦。激闘の末に3-2で勝利を飾った。
初戦でバーレーンに2-3で敗れ、よもやの黒星スタートとなったサウジは、27分まで2点をリードされる。しかし、30分に1点を返し、57分にPKで追いつくと、後半アディショナルタイム3分にアブドラ・アル・ハムダンが決勝弾。なんとか白星を手にした。
サウジアラビアは6節までを終えた北中米ワールドカップ・アジア最終予選でも不調に喘ぎ、日本代表が勝点16で独走するグループCで1勝3分け2敗の勝点6で、4位に沈んでいる。
今年10月にロベルト・マンチーニ監督の契約を解除し、エルベ・ルナールを復任させた政権交代も奏功していなかったなか、このイエメン戦が新体制初白星となった。
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それでも、かなりの格下相手に薄氷を踏む勝利だったことで、サウジ国民は不満のようだ。同国サッカー協会のSNSには、喜びや称賛、励ましの声とともに、次のような厳しい批判が多数寄せられている。
「ひどいチームだ」
「勝ちに値しない」
「もう次の試合は見たくない」
「レベルが低すぎる」
「勝ってもひどい試合だったのは忘れない」
「勝てたのは審判のおかげ」
「こんなに内容で勝つのはがっかりだ」
「もう嫌気がさした」
次戦は、28日にグループステージ突破を懸けてイラクと対戦するサウジ。ファンを納得させるパフォーマンスを披露できるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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