いい香りを手軽に楽しめるアイテム、お香。
香りの力って侮れないんだよなぁ。いつもの自室もお香を焚くだけで、一気にオシャレな空間になったような気分になる。
ある日、そんなお香がたっぷり詰まった福袋を発見。しかも販売元は普段からよく名前を見かけていたお香専門店だ。そんなの絶対間違いないやつ……!
ウキウキしながら購入してみたのだが……まさかこの福袋が原因で悩むことになるとは思わなかった。
・山盛り
福袋の名前は「2025年 新春お香福袋 梅 数量限定」。お香専門店「香源」のオンラインショップで、税込6600円で販売されていた。
「香源」の名前はお香を探している時にちょくちょく見かけていたけれど、実際に商品を購入したのは初めてだ。
いったいどんな香りと出会えるんだろうか。到着した箱をさっそく開封してみると……
め、めっちゃ詰まってる~~~!!!!
出てきたのは、色とりどりのお香たち。そこそこ大きい箱の中に隙間なくみっちりと詰め込まれていた。
あまりの量に圧倒されそうになったけど、とりあえず入っていた商品をそれぞれ確認していこう。
こちらは「家で働くひとのお香シリーズ」。
「ON」「OFF」「朝用」「夜用」の4パックがあり、それぞれに3種類のスティックタイプのお香が入っている。
試しに「朝用」のお香を焚いてみたところ、スパイシーでスッキリとした香りが広がった。布団からなかなか出られない朝にも、この香りを嗅いだら気分を切り替えられそうだ。
「香蔵(かぐら)」というお香は、アカシアの香りがするらしい。蓋を取ってみると、甘くて上品な香りがふわっと広がった。
「かさぶらんか」というお香も甘い香りだけど、こっちはより華やかさに振っている気がする。
調べてみたところ、「カサブランカ」の花はユリの仲間で強く甘い香りを出すらしい。言われてみれば、確かにユリの香りにそっくりだな。
ひのきや緑茶のお香もあったぞ。ひのきはともかく、緑茶はお香で再現できるものなの!? と驚いた。
開封してみたところ、確かに緑茶にそっくりな苦みのある香りがした。どんな技術……!?
こちらは「うらわか」というお香のアソートセット。箱についているカバーを取ってみると……
中には5種類のお香が入っていた! 調べてみたところ1種類につき40本入っているそうなので、これだけでも200本のお香が入っていることになる。いったい何時間分になるんだ……
いくらお香が好きでもなかなかこんな大容量のセットを購入することはないので、テンションが上がってしまった。
お香そのものだけでなく、お香の原料である白檀と藿香(かっこう)の香りがする入浴剤も入っていたぞ。
そういえばお香の香りの入浴剤ってあまり見たことがないな。お風呂でもお香の香りが楽しめるなんて画期的だ。
6000円以下で購入できる福袋も多い中「ちょっとお高めかな?」と思っていたけれど……商品ページを見てみたところ、なんと総額15730円分の商品が6600円になっているそうだ。
そりゃそうですよね、これだけの品数があったら普通はそのくらいの値段になりますよね!!
間違いなくコスパがいいので、気になった方は是非購入を検討してみてほしい。
なお香立てや香皿はついていなかったので、その点にだけ注意だ。
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・贅沢な悩み爆誕
──これ、1年で使い切れるのか? 実際に使ってみると分かるけど、お香って意外となくならないんだよな。
筆者の消費ペースだと、「うらわか」だけでも全部使うのに半年以上かかりそう。しばらくはこの大量のお香たちと生活を共にすることになる気がする。
それまでどこに置いておこうかなぁ……ちゃんと収納用のスペースを作らないとなぁ。贅沢な悩みを抱えることになってしまった。