2024年12月12日から実施した、読者アンケート企画「2024年の覇権アニメは?」の結果を発表します。あなたはすべてチェックしているでしょうか?
表情が強烈なオカルンとモモ。画像はTVアニメ『ダンダダン』場面カット (C)龍幸伸/集英社・ダンダダン製作委員会
【投票結果】5位以降は続編多数! 2024年の覇権アニメを知る
トップ3はいずれも文句なしの名作に
マグミクス編集部は「2024年の覇権アニメは?」と題して、2024年12月12日~12月18日までの期間、読者アンケートを実施しました。今回は総投票数1152票のアンケートから、上位3作を見てみましょう。
3位:『ダンダダン』(96票)
3位は秋クールに放送され、投票期間中も盛り上がっていた『ダンダダン』でした。本作は霊媒師の家系に生まれた女子高生「モモ(綾瀬桃)」と、その同級生でオカルトマニアの「オカルン(高倉健)」のふたりを軸とした「オカルティック怪奇バトル&ラブコメディ」です。投票者からは、特に「犬王」や「映像研には手を出すな!」で知られるサイエンスSARUによるアニメーションが高く評価されていました。
【回答者の声】
・絵のクオリティと演出の斬新さに見惚れる。
・アニメ本来の、実写では描けない動きで十二分に魅せてくれた。
・ギャグとアクションが見事に融合している。男から見ても恋愛模様が面白い。
2位:『薬屋のひとりごと』(157票)
2023年秋から2024年冬まで放送された『薬屋のひとりごと』が2位に食い込みました。本作は国の後宮で下働きする少女「猫猫(マオマオ)」が、持ち前の毒や薬の知識を活かし、うわさと陰謀が錯綜する宮中で起こる事件を解決していくミステリーです。コメントからは、謎解きの面白さだけでなく、猫猫と「壬氏」の関係性に代表されるキャラクター人気の高さも窺えました。
【回答者の声】
・猫猫と壬氏さまのからみがとにかく最高。
・キャラクター設定、ミステリー要素の完成度が高い。
・猫猫と壬氏の「もう付き合っちゃえよ!」的なラブコメとしても楽しみ。
こちらに手を伸ばすフリーレン。画像はTVアニメ『葬送のフリーレン』場面カット (C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
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『ダンダダン』と『薬屋』を超えた作品は?
1位:『葬送のフリーレン』(206票)
『薬屋のひとりごと』と同時期に放送された『葬送のフリーレン』が「2024年の覇権アニメ」筆頭となりました。両作とも1年以上前にスタートしたアニメながら、現在まで続く根強い人気に驚かされます。
魔王を倒した勇者が死んだあとの世界で、ともに戦ったエルフの魔法使いフリーレンの旅路を描く『葬送のフリーレン』については、映像、ストーリー、音楽などあらゆる面のクオリティの高さを絶賛する声が相次ぎました。
【回答者の声】
・ストーリー、作画、声優の演技、音楽……全部が最高レベル。ここ数年でも突出した出来。
・細部まで気が使われた作画と、秀逸なストーリーが噛み合った数年に一度の大作でした。
・大人目線で理にかなった空想性と世界観に、リアルな心情描写と笑いのエッセンスを折り込んだストーリーだった。
4位以下も名作ぞろい、未チェックのものがないかご確認を
2023年からの続きもの2作と秋クールの新作がトップ3を占めました。しかし、それらに続く第4位の『負けヒロインが多すぎる!』(51票)や第5位の『【推しの子】第2期』(41票)などの作品も、間違いなく2024年の顔のひとつと言えるような作品ばかりです。年末年始にアニメ鑑賞する際は、ぜひ今回のランキングを参考にしてみてください。