ZERO1が27日、東京・新木場1stRINGで会見し、2025年から新体制で活動していくことを発表した。
2024年、ZERO1はREAL ZERO1と栃木プロレスに二分化。ZERO1としての興行は田中将斗30周年記念興行となった7・11新宿大会を最後に休止状態となってきた。
2025年へ向けてZERO1は経営母体であったダイコーホールディングスから離れ、プロスポーツの撮影業務を手掛ける「株式会社スタジオバックドロップ」の支援のもと、新体制でリスタートすることを決めた。これから運営会社を立ち上げ、登記する予定となっている。
この日の会見には工藤めぐみGM、選手会長の田中将斗を筆頭に6選手が出席。工藤GMは「今回、ZERO1の新しい挑戦、心機一転ということで、ZERO1の破壊、創造、誕生、このスローガン通り、これからさらにパワーアップしてZERO1の活動を展開していきます」と誓った。団体ロゴも青色が配色されたものに一新され、工藤GMは「青は挑戦者を意味します。私たちは挑戦者として青コーナーに立ち、これからさらに新しいZERO1として前に進んでいきたい」と意図を説明。また、栃木プロレスとの関係についても「他団体」であることを明確にした。
この日、2025年の興行予定も発表された。2・9新木場大会が新体制による第1弾興行となり、ZERO1 24周年記念大会となる3・30新宿、火祭り開幕戦となる6・6新宿、火祭り決勝戦となる7・4新宿など11大会が決まった。いずれは聖地・後楽園ホール大会の開催も目指す。
そして田中は新体制発足にあたり、「来年2025年は新たにまた挑戦したいことがあります」とし、「ZERO1 HARD CORE」の発足を宣言した。ハードコアを主体とした新ブランドで、「今ハードコアのできる選手というのももちろんそうですし、海外のレジェンド選手。まだECWの現役選手っていうのは多々いると思うので、その選手も招へいして、いつかZERO1ハードコアのリングで戦っていきたい」と出場選手を募るつもり。そして2025年内にはFMWの聖地・川崎球場跡地である富士通スタジアム川崎大会も開催する。
また、新体制では選手の育成にも注力していく。男女問わず広く選手を募るトライアウトの開催が決定。工藤GMは「これから未来に向けての選手も本当に多く多方面で募集しております。育成という部分でも力を入れて、新しいZERO1を力強く活性化させていきたいと思いますので、男女問わず名乗りを上げていただきたい」と呼びかけた。
☆2025年決定分日程
・2/9(日)東京・新木場1stRING 12:00開始
・3/23(日)山口・萩市(予定)
・3/28(金)東京・新宿FACE 19:00開始
・3/30(日)東京・新宿FACE 18:30開始(ZERO1 24th ANNIVERSARY)
・4/6(日)東京・新木場1stRING 12:00開始
・5/3(土・祝)東京・新木場1stRING 12:00開始
・6/6(金)東京・新宿FACE 19:00開始(2025火祭り開幕戦)
・7/4(金)東京・新宿FACE 19:00開始(2025火祭り決勝戦)
・10/13(月・祝)東京・新宿FACE 18:30開始
・10/17(金)東京・新宿FACE 19:00開始
・12/5(金)東京・新宿FACE 19:00開始