歴代のM-1王者やファイナリストがネタやトークで盛り上げる『M-1グランプリ2024前夜祭~20th SPECIAL LIVE~』が、“M-1グランプリ・イブ”の12月21日(土)に東京・新宿住友ビル三角広場で開催されました。この場所は、決勝“最後の1枠”が決まる敗者復活戦の会場となる聖地。そんなM-1前夜に、漫才師たちのネタとマル秘トークで会場が爆笑に包まれました。
出典: FANY マガジン
歴代王者&ファイナリストの珠玉の漫才!
出演者は、ファイナリストからアキナ(秋山賢太、山名文和)、ギャロップ(林健、毛利大亮)、スーパーマラドーナ(田中一彦、武智)、見取り図(盛山晋太郎、リリー)、モンスターエンジン(西森洋一、大林健二)、王者から銀シャリ(2016年王者/鰻和弘、橋本直)、とろサーモン(2017年王者/久保田かずのぶ、村田秀亮)、マヂカルラブリー(2020年王者/野田クリスタル、村上)、錦鯉(2021年王者/長谷川雅紀、渡辺隆)、ウエストランド(2022年王者/河本太、井口浩之)の面々。決勝本番を前に豪華なステージとなりました。
イベントの前説は、M-1決勝でも前説を務めるくまだまさし、レギュラー、バイク川崎バイクの3組。おなじみのネタで、客席を温めます。
そしていよいよ、M-1ファイナリスト&王者たちのネタ披露です! 安定感抜群の漫才はもちろん、当時よりも深みが増し、高い技術を見せる面々に会場は爆笑の渦に。
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見取り図・盛山が当時を彷彿とさせる熱いVTRに「なんで前夜祭でこんな緊張せなアカンねん!」、「どう考えても煽りすぎやろ!」とイジったり、M-1に苦い思い出があるアキナが自虐したりするなど、前夜祭ならではのやりとりもありました。
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M-1王者が決勝本番と同じ出囃子で登場する、という心憎い演出も相まって、終盤まで、観客席のボルテージはマックス状態! 超贅沢&濃厚な時間となりました。
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登場直前に相方と何を話した?
コーナーも大盛り上がりでした。前半パートは、アキナ、ウエストランド、とろサーモン、マヂラブ、見取り図が登場。会場に来た観客と配信を視聴しているファンから質問を募り、それぞれが答えていく「M-1 Q&A」が行われました。
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「M-1の歴史の中で一番衝撃を受けたネタは?」という問いには、2005年王者のブラックマヨネーズ、大きなインパクトを残したスリムクラブ、コント師のイメージがあったジャルジャルが挑んだ漫才など、それぞれが熱弁を振るいます。しかし、誰もボケずに真剣トークとなったため「すっごい真面目!」とツッコミが飛びました。
とろサーモン・村田が名指しで問われ答えた際には、隣にいた久保田が顔を近づけて「誰がお前の漫才論聞きたいねん!」とバッサリ。村田は「(ハンドマイクの先が)当たってるよ!」と注意します。
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続いての質問「漫才終了後、コンビでどんな会話をしたか覚えていますか?」では、派生して大会前後での会話の話となりました。登場前の「せり上がり」は、緊張する場面のひとつ。盛山は「感極まって、リリーに(背中を優しく叩きつつ)『M-1やなぁ』って言うたんですよ……こいつめっちゃ無視しました!」と告白。
マヂラブ・村上も「せり上がりに立ったところで野田さんが『土下座とかどう?』と言いだして。僕は“やだな~”と思ったんです。また怒られるんじゃないかなって。でもやって良かったし、それは助かった」と振り返るなど、知られざる裏側が明かされていました。
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