25日のクリスマス、中島健人のソロ初フルアルバム『N / bias』がリリースされ、各種サブスクでも配信開始された。中でもファンからの反響が相次いでいるのが、CDでは初回限定盤A のボーナストラックに収録されている『CANDY ~Can U be my BABY~(New Vocal Mix 2024)』だ。
■当時衝撃を与えた初作詞
「New Vocal Mix」とあるように、この歌が最初に世に出たのは、今から10年以上も前の2013年。曲名通りの甘い世界観や白の衣装は、まだ若手だった中島の「王子様キャラ」を如実に印象付けた。
この作詞を務めたのが、同作が初の作詞挑戦だった中島本人。「ラブケンティー」というコールや「I’m loveholic」「Candy 恋すれば You’re my sweetie pie」という歌詞は、当時のファンに衝撃を与えた。
関連記事:鈴木おさむ氏、SMAPの名盤エピソード明かし驚きの声 「知りませんでした」
■“王子様キャラ”の行方
しかし、Sexy Zone晩年からは王子様キャラから脱却を図るような向きもあり、ソロ転向後にはファンクラブ生配信の発言が「過去を否定するよう」だと物議を醸したことも。
今作のアルバムも「王子、城を抜け出す。」がキャッチコピーとなっており、かつてのような甘いキャラは見られないのかと困惑するファンも見受けられた。
関連記事:中島健人、インスタ開設後も欠かさないこと 「朝から晩まで最高」歓喜の声続出
■11年の歴史を比べ…
こうした中、アルバム収録曲の発表で『CANDY ~Can U be my BABY~』の新録がわかると、ファンには驚きが走る。
こうして迎えたリリース日、サブスクやCDで視聴したファンからは、「あの頃の健人くんのCANDYも、今の健人くんのCANDYもどちらも素敵」「聴き比べしてるんだけどめちゃくちゃ良いです」「2024のCANDY ラブケンティーコールまでLOVE! ケン! ツィー! と大人になってて大爆笑」など、多くの反響を集めることとなった。
関連記事:Sexy Zone・中島健人、3月末でのグループ卒業を発表 「本当に驚き」とファンは衝撃
■明るい曲なのに涙するファンも
同楽曲はアップテンポで明るい曲なのだが、これまでの歴史を加味してか「泣く曲じゃないのに泣きそう」「CANDY 2024 ver.聴いたら泣きそうになっちゃった… 大人になったね」など、感慨深い感想をつぶやくファンも相次いでいる。
『CANDY ~Can U be my BABY~』の歌詞に「誰も見たことない世界 連れて行くよIt’s sweety time」とつづった中島。ソロになっても、ファンを誰も見たことない世界に連れて行ってくれるのだろうか。
(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)