人気お笑いコンビ・アルコ&ピース平子祐希が、26日夜に自身の公式YouTube『平子っちといっしょ』を更新。漫才日本一決定戦『M−1グランプリ2024』(ABCテレビ・テレビ朝日系)への鋭い分析が、ファンのあいだで反響を呼んでいる。

■「あいつが仕掛けたのかな」

「俺のスーパー考察」として、2連覇を成し遂げた令和ロマンについて話しはじめる平子。髙比良くるまの「ヒールっぷり」に注目したらしく、1本目の冒頭で放った「終わらせましょう」という一言や、ネットで話題になったイヴ・サンローランのスーツが、「クール・ヴィラン」の雰囲気を演出していたと語る。

「ヒールのベールをまとってやってきた」「(それでいて)蓋開けたらネタめちゃくちゃ面白い」「この2重3重構造は、新鮮味をともなって入ってくるためにあいつが仕掛けたのかな」と続けた。

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■「スゴいと思った」こと

その後は、髙比良や松井ケムリの技術、コンビとしての技巧を細かく分析したのち、「スゴいと思ったのは…」と一番の驚きポイントについて語りはじめる。それは、「2連覇がサプライズになっていない」「ある種、ものすごいことじゃないという雰囲気」である点。

2人の技術や、堂々たる雰囲気に、ファンや視聴者は「あの感じなら優勝するよね」と思っていただろうと感じたようだ。だからこそ「(記事などの)トップのワードは『2連覇』とはならないんだよね」と続けた。

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■ファン「スッキリしました」

当然ながら「2連覇」という事実は快挙として讃えられてはいるものの、一方で髙比良や松井それぞれのキャラクターや、漫才としての技術の高さなどに多くの注目が集まっている印象の今回の『M−1』。

ネット上からは「令和ロマン最高だったのに、『M−1』ではそれほど評価されてるように感じられなかったからモヤモヤしてた。平子さんのおかげでやっとスッキリしました!」「テレビの前の一般視聴者の感覚をうまく言葉にしてくれた感じがする」といった声が寄せられていた。

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■髙比良くるまは「クール・ヴィラン」
(文/Sirabee 編集部・東水 壮太