YouTubeが発表した2024年度の「トップ登録者増加クリエイター」の中でランキング1位に輝いたのは、2人組YouTubeグループ「ブルーシー」だ。

 彼らが投稿しているのは主に、「親友に◯◯してみた」といういたずらやドッキリ動画。イケメンYouTuber・しらすが弁当を食べているところに友人であるジンが生卵を割り入れて邪魔をするも、それをチャーハンにアレンジして食べさせる…。そんなやりとりが視聴者に大ウケし、動画は大バズり。現在、チャンネル登録者数は219万人を誇っている。

 しかし、彼らの名前をYouTubeで検索すると「事故物件」や「心霊」「やらせ」というキーワードが出てくるのである。これは一体どういうことなのか。

「実は彼ら、現在のいたずら動画を投稿する前は、事故物件に住み心霊動画を投稿していたんです。当時のチャンネルでは突然幽霊がドアの前に現れたり、大量の血がついた手形が壁に貼り付けられるなどの様子が投稿されており、これを見た視聴者からは心配する声が上がっていました。しかし2023年10月、人気配信者コレコレにより、これまでの心霊動画はヤラセであることが暴露され、彼らは視聴者に向け謝罪。心霊系の動画は全てチャンネルから削除され、活動を休止していた時期があるんです」(YouTubeに詳しいライター)

 その後、現在のいたずら動画に方向転換し、登録者評価ランキング1位に輝くほどの復活を見せたブルーシー。しかし、このいたずら動画には、視聴者からパクリ疑惑が向けられているようで…。

「チャンネル登録者数121人を持つ人気会社員YouTuber・けーさんとたろーの動画の企画と酷似していると視聴者から指摘されているんです。ブルーシーの動画では、しらすが食べている弁当にジンが何かを入れて妨害し、その後料理にして美味しく食べさせる、という動画が投稿されていますが、実はこれ、けーさんとたろーが先に出していたネタ。これについてたろーは公認していることを否定し、『逆にパクられないようにイタズラの技術上げてやる笑』と、Xで発信していますが、この件についてブルーシー側からは何の発言もなく、現在も日々動画を投稿し続けています」(前出・ライター)

 ヤラセの後は人気YouTuberのパクリと懲りない彼らだが、まさか自分たちがランキング1位に返り咲くとは思いもよらなかったことだろう。

佐藤ちひろ

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