ミートのズレはボールが遠い(近い)せいかも⁉
素振りをしたときに芝を擦った位置をチェック!
ティーショットがおおむね成功し、グリーンまでの距離が150ヤードを切ったときはアイアンの出番。アイアンはダフらずクリーンヒットさせて確実にグリーン周りに運ぶ。うまくいったらグリーンオンもしてくれます。
ミドルアイアン以下でクリーンヒットさせるために重要になってくる要素は「自分とボールの距離感」です。その距離感が近すぎればダフリやすく、遠すぎればトップしやすくなる。きれいにコンタクトさせるには、まずは素振りで芝をこする位置とその距離感をしっかりと確認しましょう。
そしてこの距離感を保ったままアドレスに入れば、クリーンにコンタクトしやすくなります。簡単そうに聞こえますが、アマチュアはこのあたりの細かいケアをないがしろにしがち。これを丁寧に行なうことが、100を打たないための大切な心構えです。
遠い→トップしやすい
ボールから遠いアドレスは体が起き上がりやすく、トップのミスが起こりがち。ただ、多少のトップならOKなので、これをあえて使うのもひとつの手
近い→ダフりやすい
ボールに近いアドレスは、インパクト時に体が突っ込みがちになるためダフりやすい。グリーンに近づけることを考えると、このミスだけは絶対に避けたい
編集部コメント
100を打たないための企画でしたが、スコア90以下にも通じるお話。調子が悪くなったり、突然ミートできなくなったときの原因で、気づきにくいズレがまさにこれ! 素振りできちんと芝をこすり、それができたときと同じ間合いで構えることを忘れないようにしました。
溝間祐輔
●みぞま・ゆうすけ/1990年生まれ、東京都出身。大手不動産会社勤務からゴルフインストラクターへ転身。「BLUE WORLD GOLF STUDIO」を中心にレッスンを行なっている。GEARSを用いて体とクラブの動きを理論的に解析することを得意としている。
いかがでしたか? このレッスンを参考に、アイアンを上達させていきましょう。