松本人志 (C)週刊実話Web

日本テレビが白旗を掲げた。

2025年の大みそかに放送を予定していた『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけないシリーズ』をお蔵入りにする方向で調整に入ったのだ。

最終的に見送る判断を下したのは、同局の営業担当幹部だったという。

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そもそも、松本人志の『ガキ使』復帰話を最初に報じたのは、写真週刊誌の『フライデー』だった。

「どこで漏れたのか…。松本が『ガキ使』で復帰するという話がすっぱ抜かれてしまったんです。日テレ局内は蜂の巣をつついたような騒ぎになりました。松本はかなり怒っていた。関係者を通じ、顔馴染みだった日テレ幹部らに苦言を呈したようです」(事情通)

さらに、こんな話も飛び交っている。

『ガキ使』をめぐっては、毎週日曜日に放送されている通常レギュラー版の終了にも話が波及していたのだ。

「番組個人視聴率は1~2%台。頼みのZ世代も離れています。やはり、松本が会見を開かず、うやむやにしようとする態度が大勢のファンを失望させてしまっている」(芸能プロ関係者)

とにかく松本人志のイメージが悪い?

もう一つ、日テレ関係者を悩ませているのが、松本を除く出演者のギャラだ。

「30分番組なのに、浜田雅功が1本150万円なんです。ちなみに、松本は1本200万円をもらっていたそうです。これだけギャラが高いのは、すべて『ガキ使SP』の可能性が残されていたからです」(事情通)

今回、日テレが『ガキ使SP』を見送った理由だが…。

「復帰報道が出たとたん、ものすごいバッシングが始まったんです。局にクレームの直電が入った。広告代理店も、これはヤバいという反応だった。とにかく、松本のイメージが悪すぎるといった声があちこちから聞こえてくるんです。意外だったのは、女性だけでなく男性からも批判の声が多かったこと。さらに驚いたのは、局内の若手からも、批判的な声が多数上がったんです」(日テレ関係者)

こうした流れを受け、日テレ上層部は12月初旬、人目を避けるように神奈川県川崎市の生田スタジオに参集したという。

その場で今後の方針が話し合われたのだ。

「関係者に聞き取りをした結果、意外な答えが出てきました。Huluのドル箱と言われたはずの『ガキ使SP』が最近、視聴されていなかったことも分かってきたんです。DVDも下火です。すでに世の中から『ガキ使』コンテンツは過去の遺物で、オワコンと認定されていたんです。その結果、放送中止が即決された。今後は未定といったノリシロの部分が残されているが、いずれ打ち切りが発表されます」(同)

松本の神通力は、もはや、日テレに通じないのだ。

「週刊実話」1月9・16日号より