【NOAH】元日武道館へ拳王が“心のメイン"宣言 対KENTA記念Tシャツ着用で直前会見

 元日・日本武道館大会で“想い人”KENTAとの一騎打ちに臨む拳王が28日、都内で直前会見。“心のメイン”宣言を放ったうえで、改めて「俺が勝ったら来年1年間、NOAHのリングに上がれ」と突きつけた。

 ラブコールを送り、薩摩川内まで出向いて直訴。11年ぶり一騎打ちが決まっても、KENTAのサイン会にまで出向いた。KENTAへの有り余る“想い”を行動で示してきた拳王は、直前単独会見まで開いた。

 当のKENTAはシアトルでのDEFY王座防衛戦のため在米中だが、拳王は武道館で発売される“拳王vsKENTA・Tシャツ”を着込んで会見に現れた。

 「俺とKENTAの試合をメインイベントにしろ」と主張していた拳王だが、実際の試合順は第5試合。それでも「俺とKENTAの試合が来てくれたクソヤローどもの記憶に残ればいい。そしてこのTシャツが当日一番売れればいい。そうだよな。俺は心に誓うぞ、俺がNOAHに上がるきっかけになった想い人・KENTA、俺がNOAHで倒さねばならない想い人・KENTA…との闘いが1・1日本武道館、心の中のメインイベントだ。楽しみにしとけ」とジャイアンばりに“心のメイン”宣言を放ってみせた。

 また、サイン会での対面時に拳王は「俺が勝ったら1年間、NOAHのリングに上がれ」と要求。KENTAは「決めるのは俺」と拒否し、X(旧ツイッター上)でも「俺にとってのNOAHは、そんな罰ゲームみたいな感じで上がる場所じゃない」と強調している。

 これについて拳王は「サイン会に言った時、『おう分かった』って言ったよな」と主張して、双方の認識が完全に食い違う状況に。構わず拳王は「俺に指図されるのが嫌なだけだろ。KENTAが一番似合うリングはNOAHだと思ってる。新日本プロレスじゃない、WWEでもない。NOAHのKENTAが一番カッコいい。NOAHの小林健太で闘ってる頃もめちゃくちゃカッコよかった。KENTA聞いてるか? もう一度言う。俺が1・1日本武道館、勝ったら、25周年イヤーの1年間、NOAHのリングに上がれ」と改めて突きつけた。