第103回全国高校サッカー選手権の開会式が12月28日、国立競技場で開催された。
全48の代表校が堂々とした行進でピッチに登場。整列したあとには、選手宣誓が行なわれた。
今年の選手宣誓を務めたのは、14大会ぶり7回目の出場となる大分鶴崎の腕章を巻く志賀杏陸。凛々しい表情で力強く宣言した。
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「宣誓! 私たち代表校、48校は、103回目の開催となる、歴史と伝統ある全国高等学校サッカー選手権大会に出場できることを大変嬉しく思います。
今年は7月から9月にかけて、パリでオリンピックとパラリンピックが開催されました。出場したすべての選手が最後まで諦めずに代表選手としてのプライドを持ち、全力でプレーする姿に心を打たれました。また、森保一監督が率いる日本代表がワールドカップ・アジア最終予選で現在、快進撃を続けています。
この選手権大会に出場する選手の中から将来、日本代表のユニホームに袖を通し、活躍する選手が誕生することを信じています。
そして今日、ここに立ちたかった仲間、地区大会で涙を流した仲間がたくさんいます。私たちは、その仲間たちの思いを受け、郷土の代表として今、国立競技場に立っています。その代表としての誇りと責任感を持って、この大会に臨みます。
高校3年間、サッカーを続けて、うまくいかない日を何度も経験してきました。そんな日は、焦らず、腐らず、怠らずに、常に前を向き、訪れるうまくいく日には、保護者の方々をはじめ、今まで支えてくださったすべての方々への感謝の気持ちを忘れずに過ごしてきました。
今までやってきたことを信じ、自分を信じ、仲間を信じ、終了の笛が鳴るまで、全力でプレーすることをここに誓います。
令和6年12月28日、大分県代表、大分県立大分鶴崎高等学校、サッカー部主将、志賀杏陸」
このあと14時30分から、開幕戦の帝京(東京B)対京都橘(京都)が開催。“冬の風物詩”選手権がいよいよ始まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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