第103回全国高等学校サッカー選手権大会がついに開幕。12月28日には、国立競技場で開会式が行なわれ、出場全48チームが集結した。
晴天に恵まれたなか開会式が始まると、多く訪れた観客の前で選手たちが元気の良い行進で登場。選手の大きな掛け声が会場に響き渡った。
各学校は、バラエティに富んだ行進を披露。その地域のマスコットキャラクターのぬいぐるみを持って歩くチームもあれば、龍谷富山(富山)は“寿司”、那覇西(沖縄)は“太鼓”を持って登場。また、長崎総科大附(長崎)は故・小嶺忠敏前監督が生前に愛用していた麦わら帽子をキャプテンが胸に掲げて登場した。
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そのほか、徳島市立(徳島)は阿波おどりを踊りながら入場。金沢学院大附(石川)は今年1月に発生した能登半島地震に対する「がんばろう能登」の横断幕をスタンドに向けて手に持つなど、それぞれのチームが思い思いのメッセージを発信していた。
このあと、14時30分からは帝京(東京)対京都橘(京都)の開幕戦が開催。第103回を数える選手権の幕が切って落とされる。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
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