やはり32歳大砲の球団愛は揺るがない。
現地12月27日、米放送局『ESPN』など複数のメディアは、テオスカー・ヘルナンデスがロサンゼルス・ドジャースと3年総額6600万ドル(約104億円)で再契約に合意したと報道。契約ボーナスが2300万ドル(約36億円)、4年目に年俸1500万ドル(約24億円)のオプションが付き、2300万ドル(約36億円)以上が後払いになるという。
昨オフに1年契約でドジャース入りし、出場154試合で打率.272、33本塁打、99打点、12盗塁、OPS.840とハイレベルな打撃成績を残したT・ヘルナンデス。チームの世界一にも貢献すると、「ドジャース(との契約)が最優先」と球団愛を明言しながらも、なかなか交渉がまとまらなかったが、ようやく再契約に漕ぎつけた形だ。
また今回の報道を受け、「ようやくスズキ(鈴木誠也)とドジャースの噂に終止符」と反応したのは、シカゴ・カブスの地元メディア『Bleacher Nation』だ。T・ヘルナンデスのドジャース再契約を伝える記事内では、「我々の予想以上に時間がかかった」「そのせいで、スズキをトレードするという実態のない噂が長引いた」と振り返っている。
現地21日には、米メディア『The Athletic』がドジャースの動向を分析し、「T・ヘルナンデス以外の右打者を模索中だ」と報道。その“代役候補”に名前が挙がっていた鈴木だが、今回の報道でドジャース移籍の可能性が低くなり、『Bleacher Nation』は、「幸いなことにこの全てが終わりを迎える」と安堵の気持ちを綴っていた。
今オフも大きな盛り上がりを見せている移籍市場。今後もその動向から目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
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