HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』の発売から1か月以上が経ち、2周目プレイに関する声も多く聞かれるようになりました。普通にゲームを進めても面白さに欠けるため、プレイに制限をかけて遊ぶ人も多いようです。
クリア後の「裏ダンジョン」「裏裏ダンジョン」も楽しんだら……次は2周目!
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難易度を最大化する? それともチートプレイにする?
HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』(以下、『ドラクエ3』)の発売から1か月以上が経ち、2周目プレイに関する声も多く聞かれるようになりました。ファミコン時代のヒリヒリ感を再現したり、HD-2D版の新機能を取り入れたりと、さまざまな楽しみ方があるようです。
例えば、2周目の遊び方でよく挙がるのが「まもの使い縛り」です。まもの使いについては、「まものよび」「ビーストモード」などの強過ぎる特技に、「バランスブレイカーでは?」と感じる人が続出し、「逆に面白くなくなるから2周目はまもの使いを外した」という人も少なくないようです。「においぶくろ」や「きえさりそう」などのアイテムが必要な場合はあるものの、まもの使いがいなくても、「はぐれモンスター」は保護できるため、縛りプレイをしても、さほど不便に感じないといいます。
ほかには、「難易度を『いばらの道だぜモード』にして、勇者ひとり旅で『ゾーマ』を倒す」という強者もいます。HD-2D版『ドラクエ3』では、難易度を「楽ちんモード」「バッチリ冒険」「いばらの道だぜ」の3種類から選べます。これは、ゲーム初心者にも配慮した親切な設定なのですが、標準的な難易度ににあたる「バッチリ冒険」では、「ヌル過ぎる」と感じる往年のファンもいるようです。ファミコン版のような、ひりつくような冒険を再現するために、ゲームの難易度を最大にして楽しんでいるという声も見られました。
一方で、HD-2D版『ドラクエ3』で新たに追加された「おたすけ機能」を使って、2周目のプレイをサクサク進めているという人もいます。「おたすけ機能」とは、同一アカウントで作成した「ぼうけんのしょ」同士で、仲間キャラクターひとりの貸し借りが可能なシステムです。1周目クリアまで育てた強い仲間ひとりを2周目のパーティに加えることで、「レベル上げの時間を短縮できて快適」「『アバカム』を使えるキャラを入れたら、すぐにアレフガルドまで来てしまった」という声も見られました。単純な「強くてニューゲーム」ではなく、「ひとりだけ強い仲間を入れられる」という点に面白さがあるといえるでしょう。
プレイヤーたちの感想をまとめると、独自の縛りを作って難易度MAXにしても、難易度を下げてチートプレイにしても「とにかく楽しい!」という声がほとんどでした。皆さんは、2周目をどんなスタイルで楽しみますか?
HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』:
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