ドイツの有名な移籍専門サイト『transfermarkt』は12月27日、ラ・リーガでプレーする選手の推定市場価格(市場価値)を一斉に更新。レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は5000万ユーロ(約82億円)から4000万ユーロ(約66億円)となり、20パーセントの大幅減となった。
アジア出身選手の市場価値ランキングでも1位から3位に転落し、ともに4500万ユーロの日本代表MF三笘薫(ブライトン)と韓国代表DFキム・ミンジェ(バイエルン)にトップの座を明け渡した。
この査定について、『transfermarkt』でラ・リーガを担当するトビアス・ブラセオ氏は、こう説明している。
「基本的には、レアル・ソシエダ自体がチャンピオンズリーグ(CL)レベルの評価をできなくなった、そのステータスを失った結果だ。誰か移籍するとすれば、スビメンディだけが市場で非常に高価になる可能性が高い。クボの市場価値は下がったが、ここ数週間、再び調子を上げている」
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ソシエダは開幕から不調が続き、7位まで順位を上げたものの、ここまで7勝4分け7敗と低調な出来。久保もヨーロッパリーグを含めた公式戦23試合で4ゴール・2アシストに留まっている。
ちなみに、4位は韓国代表FWソン・フンミン(トッテナム)の3800万ユーロ、5位は日本代表DF冨安健洋(アーセナル)の3200万ユーロとなっているが、32歳となった前者、怪我で今季は6分間しか出場していない後者とも、次回の更新で下がる可能性は低くないだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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