近隣の住民から「うるさい」と苦情を寄せられ、除夜の鐘を中止をしたり、時間をずらしたりするお寺が後を絶えない昨今。実際のところみなさんは除夜の鐘を必要と思っているのか否か…。
そこでSirabee取材班は、除夜の鐘について聞いてみました。
■除夜の鐘は必要
「どこかのお寺はクレームが30件ほどきて、除夜の鐘を中止するって言っていたけど…正直30件の苦情より、伝統を続けてほしいって人の方が多い気がするんだけど。なんで少数派の意見が採用されてるの?」(30代・女性)
「除夜の鐘に限らずだけど、クレーマーの中にはホント理不尽すぎるクレームを入れる人もいるじゃん? 企業とか役所とか、そんな理不尽な意見で今までのやり方を簡単に変えない方がいいよ。そんなアホくさいクレーム受け入れちゃうから変なクレーマーが減らないってのもあるよ」(30代・女性)
「除夜の鐘って今に始まったことじゃないよね…? 大昔からあるよね? それが嫌とか言うのなら、その期間だけ日本を離れるか耳栓をするかしたらよくない? なんで個人的にうるさいって感じるからと他の人たちが楽しみにしている伝統をなくそうとするの? 意味不明」(20代・女性)
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■除夜の鐘は不要
「除夜の鐘がいるかいらないかって聞かれたら…どちらかといえばいらないかな? 鐘の音を聞いたところで別に何も変わらない。1年終わって、また1年始まるなぁって気持ちにはなるけど。
ただ、本来は108個の煩悩を鐘がひとつ鳴るごとに消して清らかな心で新年を迎えるとかでしょ? 確か。そもそも108個の煩悩を知らないなら108回鐘の音を聞いてもね。ほとんどの人が108個煩悩言えないでしょ」(30代・女性)
最近はなにかと理不尽なクレームのせいでやり方を変える企業や機関も増えましたが、そういう理不尽なことを言うクレーマーっていわゆる質の悪いかまってちゃんです。相手にすると喜んでその行為をやめないどころか、もっとやる気をだすだけ。相手にしないのが一番です。
(取材・文/Sirabee 編集部・ 美佳)