「日本人ライダーの被り心地のみを追及」今ジワジワきてる海外へルメットブランド“LS2”の新作ジャパンフィットモデルをバイクライターが体験レポート!の画像一覧
ライダー必須のアイテムであるも悩む人が多いヘルメットの選択。さらに昨今では様々な商品の値上げが止まらず、ヘルメットもその他の商品と同じく価格の高騰によって違った意味でもライダーたちの頭を悩ませている。できることなら機能性とデザイン性、そしてコストパフォーマンスにも優れるヘルメットが欲しいと考えるのはライダーであれば当然。
そこで今回ご紹介するのがスペイン生まれのヘルメットブランド「LS2」。最近、使用するライダーが増え、じわじわと来ているブランドで、さらにこの秋に登場したニューモデルは日本のライダーのためだけに被り心地を追求されたものとなっていることからその期待度も高い。春に向けてバイクライフのスタートを考えている人をはじめ、ヘルメットの買い替えや新調を考えている人は是非とも候補のひとつに入れて欲しいヘルメットとなっている。
スペイン生まれのモーターサイクルヘルメット
会社は1990年にバイク乗用ヘルメットのOEM生産を行う企業として事業を開始し、2007年に世界戦略ブランドとして誕生したのがこの「LS2」。この年の世界的に有名なミラノ国際モーターサイクルショーで初披露がおこなわれ、以降ヨーロッパをはじめ、アメリカ、カナダで展開。
2017年に日本の安全基準のSGマークの認証工場に登録され、昨今では日本国内でもプロロードレース等で使用可能となるFIM/MFJ公認ヘルメットを発売するなど、ラインナップを広げ、ストリートからサーキットまで幅広いシーンで多くのライダーに活用されるようになってきている。
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日本人のためだけに被り心地を追求したモデル
海外ブランドのヘルメットに憧れるライダーは多いが、実際に使用してみると頭の形が合わず、無理に着用すると締め付けによって頭が痛くなってしまったり、また被ることを優先して大きめのサイズを選んで、フィット感がイマイチであることも多々ある。本来、頭を保護するべきヘルメットが最適な状態での着用ができていないと万が一の際にも正しく機能しずらく、きちんと頭を守ることができない。またバイクライドの際にも不具合などが出てきて、それがストレスや事故に繋がることもある。
しかし、今回のLS2のジャパンフィットモデルは日本人のために、ヘルメット内部に使用されている衝撃吸収材(EPS)ライナー部分をアジア人向けに再形成して直した上に、さらにチークパッド(頬パッド)の厚みを日本のライダーのために独自設定をおこない、日本人の頭にフィットするように仕上げられている。