年の瀬には”年越しそば”を食べる人は多いのではないでしょうか。コンビニ各社でも年越しにぴったりな「カップそば」が販売されています。

今回は、コンビニ各社(ファミリーマート・セブン-イレブン・ローソン)の「カップそば」を食べ比べ、そばつゆの味わいや具材の違いなどを検証しています。

製造元は3社ともに日清食品

製造元を確認したところ、ファミリーマート・セブン-イレブン・ローソンともに「日清食品」との記載があります。同じ製造元で味わいや具材の変化をどのようにつけているのか、気になりますね。

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ファミリーマート「小海老天ぷらそば(東日本)」170円(税込)実食レポ

焼津産鰹節の粉末を使用しただし感のあるつゆと小海老が入った天ぷらが特徴のカップそば。筆者は関東圏内のファミリーマートで購入。ちなみに、北陸以降西のファミリーマートで販売している「小海老天ぷらそば(西日本)」とは、だしの味わいが異なります。

1食当たり、336kcal・たんぱく質7.8g・脂質14.5g・炭水化物45.0g・食塩相当量4.3gです。

カップのふたに「焙煎七味」の小袋がついています。辛さを足したい時に自分で調節できます。

天ぷらに小海老が混ざり合っていますね。ねぎとピンクのかまぼこのような具材が入っています。

鰹節と小海老の香りがしてきて、食欲がそそられます。

鰹節の味わいがしっかりと感じられる、ほどよく濃厚なそばつゆです。「焙煎七味」を追加すると、ピリリとした辛さが加わり、味にメリハリが出ます。

そばは縮れが少なめ。普通のカップそばの麺といったところで、クセがありません。

かき揚げはふにゃっとした食感で、小海老の旨味が染み込んで味わい深さがあります。どことなく年末感があり、年越しそばとしてもおすすめです。

ネット上では「鰹節がよくきいていておいしい」「ほっとする味わい」といった声が出ています。